トヨタ新型「ランドクルーザー70」リアシートの快適性はどう? タフなクロカン4WDでも気になる後席の居住性! 座り心地を検証
座り心地を考慮してリアシートの骨格を300シリーズ譲りのものに
2014年仕様の70シリーズは、1ナンバー登録の普通貨物自動車という位置づけでした。それにより、毎年、車検を受けなければならないなどのデメリットがあったのも事実です。

その点、3ナンバー化によって毎年、車検を受けなくてもいい新型ランドクルーザー70は、オーナーが維持していく手間を大幅に省いています。
加えてもうひとつ、3ナンバー化に合わせて開発陣が注力したのが、リアシートの快適性アップだといいます。
まずリアシートの骨格は、ランドクルーザーシリーズのフラッグシップである「ランドクルーザー300」のそれをベースとするものに刷新。これにより、2014年仕様からシートの座面や背もたれのサイズが拡大されました。
さらに2014年仕様は、シート生地が全面ファブリックだったのに対し、新型はサイドに合成皮革、中央部にスエード調素材を使うなど、見た目や触り心地がグレードアップしています。
また最新の法規に対応すべく、新型ランドクルーザー70の中央席にはヘッドレストを装備。シートベルトも3点式となっています。
新型ランドクルーザー70のリアシートに座ってみると、それらの変更点によるメリットを感じることができます。
大きなロードクリアランスにより、リアドアを開けて乗り込む際には少しよじ登る印象がありますが、適切な場所にアシストグリップが用意されている上、足をかけるサイドステップも備わるため、乗り降りはあまり苦になりません。
リアシートに座ってみると、スペース的には十分な広さが確保されていることが分かります。
着座位置が高いアップライトな姿勢で座るため、足下のスペースは余裕があります。頭上空間はコブシが2個入るくらいゆったりしています。
また、身長170cmのドライバーが運転席に座った状態では、リアシート乗員のヒザ前にコブシ2.5個ほどのスペースが残ります。
さらに、シート骨格が大きくなった新型ランドクルーザー70のリアシートは座面と背もたれが大きく感じられ、ゆったりと座ることができます。
サイドウインドウが大きく、しかもウインドウ下端が低い位置に来るため、車内に収まっても開放的なのは好印象。加えて、リアシートにもエアコンの操作パネルが備わるなど、移動中の快適性にも配慮されています。
これらリアシート空間の居住性アップに加えて、新型ランドクルーザー70はサスペンションも乗り心地を意識したものへと刷新されています。
優れた悪路走破性を追求すべく、前後リジッド式という形式自体は同じですが、リアに2枚タイプのロングリーフスプリングを採用することで、2014年仕様よりもソフトな乗り心地になっているといいます。
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リアシートの居住性や足回りが3ナンバーらしい快適なものへと刷新された新型ランドクルーザー70。ヘビーデューティな魅力が語られることの多いタフなモデルですが、新型はレジャードライブのアシとしても期待が持てそうです。
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