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フィアット「500」にフェラーリの“跳ね馬”エンブレムが!? 特別なチンクエチェントがオークションに登場

ボディカラーはフェラーリの伝統色でもある「ロッソ・コルサ」

 そんないくつか展開されているチンクエチェントの特別仕様車ですが、今回英国のオークションで発見されたのは、少し変わったモデルです。

英国のオークションに登場した2008年式フィアット「500 フェラーリ・ディーラー・エディション」のインテリア
英国のオークションに登場した2008年式フィアット「500 フェラーリ・ディーラー・エディション」のインテリア

 一見、通常のチンクエチェントに見えますが、細かく見るとフェラーリのロゴが入っていることがわかります。こちらは「500 フェラーリ・ディーラー・エディション」と呼ばれるモデルです。

 200台限定で生産された2008年式のこのクルマは、通常のチンクエチェントと比較して複数の変更点が加えられています。最も印象的なのはそのエクステリアカラーで、フェラーリの伝統色でもある「ロッソ・コルサ」の輝かしいレッドが目立ちます。

 サイドにはフェラーリのロゴがデカールとして貼られており、ホイールもシルバーの存在感あるものを装着。ブレーキキャリパーはレッドに塗装され、スポーティな印象を与えます。

 インテリアも特別仕様車だけあって、通常モデルよりも豪華なブラックのレザーシートを採用。助手席側にあるグローブボックスには、85番のシリアルナンバーが印字されています。

 搭載するのは1.4リッター4気筒エンジンで、最高出力は100馬力を発揮します。6速MTに組み合わされ、軽重量でキビキビとした走りが魅力的な一台と言えます。

 走行距離は7万8799マイル(約12万6815km)と日常的に活躍してきたことがわかる距離になっており、内外装ともに使用感があるのも事実です。

 極上のコンディションではないものの、一部のコレクターの目に留まれば、所有欲を掻き立てるような魅力を持った一台と言えます。

 こちらの個体は7900ポンド(約143万円)という価格で落札されました。

※ ※ ※

 フェラーリとのコラボレーションモデルとしては、この他にも2009年のIAA(フランクフルト・モーターショー)で発表された世界限定1696台のホットハッチ「アバルト695トリブート・フェラーリ」もあります。このモデルは当時、日本でも569万5000円で限定発売されました。

 フィアット500(チンクエチェント)が長年、エクステリアのマイナーチェンジを行わない理由としては、このクルマが提供する一番の魅力はそのレトロなデザインにあり「ユーザーが気に入っているものを変える必要がない」という理念からくるものだと言われています。

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東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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