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“真のプレミアムオフローダー”レクサス新型「GX」の気になる実力とは? 数多のSUVよりも格上の快適性! 悪路での走破性も抜群

フレームや足回りが約20年ぶりに改められた新型「GX」

 ミニバンの「LM」、コンパクトクロスオーバーの「LBX」と、日本市場に相次いでまっさらのニューモデルを展開しているレクサスですが、その第3弾として間もなく投入が予定されているのが新型「GX」です。

路面環境がよくないアメリカの一般道やオフロードにおける走りの快適性が特筆すべきレベルにあるレクサス新型「GX」
路面環境がよくないアメリカの一般道やオフロードにおける走りの快適性が特筆すべきレベルにあるレクサス新型「GX」

 乗用車系のプラットフォームを用いてつくられた「RX」が、プレミアムSUVの今日的なパイオニアとして登場したのは1998年のこと。実はその2年前にレクサスでは、当時のトヨタ80系「ランドクルーザー」をベースにした「LX」が生まれていました。

 つまりレクサスのSUVラインナップは、四半世紀以上前からモノコックとラダーフレーム、ふたつのアーキテクチャーで並走し続けていることになります。

 GXはLXの流派、つまりラダーフレームのSUVとして2002年に初代が生まれました。ベースとなったのは120系ランドクルーザー、日本でいうところの“プラド”です。

 以降、ランドクルーザーの進化に乗じてフルモデルチェンジを受け、2009年には2代目が登場。そして2024年、ランドクルーザーが250系へと刷新されるのに合わせ、GXも3代目となりました。ちなみにこの2モデルは、基本骨格を共有する関係から並行して開発が進められています。

 日本市場には初導入となる新型GXのプラットフォームは、今回もラダーフレームです。300系ランドクルーザーから展開が始まったGA-Fを採用、ホイールベースは前型から60mm伸長して2850mmと、80系以降、40年以上に渡ってランドクルーザーの黄金比とされる数値に並びました。

 ちなみに、同じホイールベースとなる現行LXとの全長差は約100mm。新型GXは油圧式サスペンションのような車高調整機能を持たないコンベンショナルなコイルサスである分、オーバーハングを短く採ることで悪路走破性を高めている格好です。最低地上高は220〜225mmと、本気系のオフローダーとして見ても十分な量を確保しています。

 足回りは乗用系ランドクルーザーの伝統ともいえる前ダブルウイッシュボーン、後ラテラルロッド+4リンクリジットを踏襲。ただしフレーム自体が刷新されていますから、設計やジオメトリー設定も約20年ぶりに改められた全くの別物です。タイヤサイズも前型に対しては50mm前後外径が大きい設定となっています。

 新型GXのパワートレインはLXと同じ。3.5リッターV6ツインターボの“V35A-FTS”型エンジンを搭載。最高出力は354psとLXより約60ps低いものの、最大トルクは650Nmと同等をマークします。

 タービンを小径化、ECUも低中回転域のピックアップやフラットな出力特性を重視したセットアップで、悪路走行時に繊細なアウトプットを引き出しやすいよう配慮されているわけです。

 さらに中国など仕向地によっては、初めてとなるハイブリッドも設定されていますが、日本仕様の選択肢は当面V6ツインターボのみとなる模様です。

●トーヨータイヤの「オープンカントリー」を一部に設定

 今回対面したのは北米仕様ですが、そのグレード展開はベースモデルに相当する「プレミアム」系とその装備強化版である「ラグジュアリー」系、そして、悪路走破性にフォーカスした「オーバートレイル」系の3本立てです。

 日本仕様の詳細は不明ですが、おそらく「バージョンL」的なお馴染みのグレード構成になるのではないでしょうか。

 今回試乗したのは、18インチのタイヤ&ホイールが標準となるオーバートレイルを中心に、20インチを履くプレミアムと22インチを履くラグジュアリーにも触れることができました。

 オーバートレイルが履くのは、トーヨータイヤと共同開発したという「オープンカントリー」というタイヤで、総合性能はもちろん、“マッテレ”ばりの大ブロックデザインに至るまで、レクサスの開発陣も深く関わったというこだわりのアイテム。

 このタイヤ、日本仕様のオーバートレイルではディーラーオプションとして設定される予定とのことでした。

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