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いまやその価値5億円!? バブル時代に人気絶頂だった“20世紀最高のスーパーカー” フェラーリ「F40」ってどんなクルマだった?

数々の伝説をもつ「20世紀最高のスーパーカー」

 「20世紀最高のスーパーカー」を挙げた時、もっとも多くの人がその名を挙げるであろう1台がフェラーリ「F40」です。

2024年5月に開催されるオークションに登場するフェラーリ「F40」 Darin Schnabel ©2024 Courtesy of RM Sotheby's
2024年5月に開催されるオークションに登場するフェラーリ「F40」 Darin Schnabel ©2024 Courtesy of RM Sotheby's

 1987年、F40はフェラーリ創立40周年を記念した限定モデルとしてフランクフルト・モーターショーで世界初公開されました。

 1984年に発表された「288 GTO」に次ぐスペチアーレ・モデル(スペシャル=限定モデル)であるF40は、まさに公道を走るレーシングカーそのものでした。

 楕円鋼管チューブラーフレームに、アルミニウム、カーボンファイバー、ケプラーなどの最新素材を組み合わせたボディと、最低限に抑えられた質素な内装の組み合わせにより、F40の乾燥重量はわずか1100kgに抑えられています。

 そのミッドシップに搭載される2.9リッターのV型8気筒エンジンは、最高出力478馬力、最高速度は320km/hオーバーと、当時としては驚異的なパフォーマンスを誇っていました。

 ただ、F40の最大の魅力は、その斬新かつ合理的なエクステリアデザインにあると言われます。

 ピニンファリーナのデザイナーであったレオナルド・フィオラバンティ氏によるそのボディワークは、高い空力性能と軽量化を両立しており、なおかつ、多くの人を魅了する官能的な部分も兼ね備えています。

 一方、F40にはドライバーをアシストする装備はほとんど搭載されておらず、快適装備やインテリアの加飾もほとんどありません。

 そのため、F40を乗りこなすには相応の腕前と覚悟が必要でしたが、バブルに沸く当時の日本には、数多くのF40が輸入されてきました。

 その大半は資産運用のための売買に用いられたと言われており、5000万円という新車価格に対し、2億5000万円程度で取引されることもめずらしくなかったようです。

 その様子は一種の社会現象となり、土地売買によって財を成す人が多かった当時の世相に合わせて、F40は「走る不動産」とまで呼ばれるようになりました。

 F40には、こうした逸話が少なくありません。そうした点も含めて、F40はやはり「20世紀最高のスーパーカー」のひとつであることは間違いありません。

Next極上コンディションのF40がオークションに登場へ!
Gallery 【画像】バブル時代の代名詞! スーパーカーといえばこの1台 フェラーリ「F40」を見る(26枚)
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