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「クラシックジープ」のデザインはそのままにフレームから一新! クロカンSUVのレストモッドで注目!! 「敏腕ショップのこだわり」とは?

ジープ愛から生まれたハイエンドなレストモッド車両

 昨今、レストモッド界で人気が高まりつつあるベース車両といえばクロスカントリーSUVです。

ジープ「グランドワゴニア」のレストモッドモデル(C)Facebook『Vigilante 4×4』
ジープ「グランドワゴニア」のレストモッドモデル(C)Facebook『Vigilante 4×4』

 これまで流行っていたのはスポーツカーのレストモッドですが、最近は抜群の悪路走破性を誇るクロスカントリーSUVのレストモッドも、徐々にではありますが人気が高まっています。

 なかでも、筆者が個人的に注目しているのは、アメリカ・テキサス州のコロンバスに拠点を構えるヴィジランテ4×4というショップです。クラシックジープの根底に流れる魂を守りながら最新技術で蘇らせる、ユニークなレストア専門店です。

 レストアメニューは3つ用意。ステージ1はオリジナルに忠実な、いわゆるフルレストア、ステージ2はエンジンの燃料噴射装置やブレーキなどを現代化するもの、そしてステージ3は、最近、流行りのレストモッドです。

 レストレーションとモディフィケーションを組み合わせたレストモッドは、手がけるショップによって出来栄えの差が生じます。ヴィジランテ4×4ではクラシックジープの外観やたたずまいを損なうことなく、現代の技術を駆使して走行性能や快適性を大幅に向上させることを心がけているそうです。

●細部までこだわりオリジナルデザインをそのまま残す

 ヴィジランテ4×4のレストモッドプログラムでは、クライスラーが誇る485psの「SRT-8」用V8“ヘミエンジン”、707psの「ヘルキャット」用スーパーチャージャーつきV8、そして、825psの「ヴァイパー」用V10エンジンと3種類のパワーユニットが用意されています。

 いずれも、クライスラーからOEM製品として購入できるもの、というところがアメリカのスゴいところです。そしてトランスミッションは、アメリカン・パワートレイン社製の6速MTか、ボウラー社製の4速ATから選べます。

 そんな大パワーを、クラシックジープのシャシーでは受け止めきれないのはご想像のとおり。そこでヴィジランテ4×4ではオリジナルを3Dスキャンした上で、ラダーフレームをつくり直しています。

 ラダーフレームは新たに製造、エンジンやトランスミッションは完全に載せ替え、足回りもリーフスプリングではなくコイルスプリングとなり、フォックス製リモートリザーバーつきショックアブソーバーを採用するなどすべて取り換え……といった具合に、もはやレストアやモディファイの領域を超え、自動車製造の分野にまで進出している雰囲気です。アメリカの法規だとこれでも大丈夫なのでしょうね。

 それでも、ボディはオリジナルのデザインから大きく逸脱することはありません。

 ハードウェアは現代の技術へとアップデートしても、エクステリアはオリジナルの雰囲気を壊さないのがヴィジランテ4×4のレストモッドです。ホイールでさえ、オリジナルのデザインを重んじながらインチアップさせています。

 インテリアもレザーやクロスなどが総張り替えされますが、オリジナルの雰囲気を再現しつつ、高品質な素材がおごられます。

 また、エアコンは操作パネルこそ昔ながらのデザインを踏襲していますが、中身は最新のものに入れ替えられ、快適な車内環境を提供します。パワーウインドウやカーステレオも同様に、オリジナルの雰囲気を残しながらアップデートされます。

 顧客のリクエスト次第では、4層のダイナマット遮音材を敷くこともあるなど、ステージ3はあらゆることがカスタムオーダーできます。

 気になるレストモッド費用は29万5000ドル(約4275万円)〜で、製作期間は約34か月ということです。

Gallery 【画像】「えっ…!」これがクラシックジープをベースとする新発想のレストモッド車両です(20枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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