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冬こそバイクでコーヒーを! “ちょっとそこまで”にちょうど良い「ミドルカフェレーサー」3選

1950年代の喫茶店にルーツを持つカフェレーサー

 1950年代のイギリスで、24時間営業のカフェにバイカーたちが集まり、そのついでに自慢の愛車で公道レースに興じる……。

 これがカフェレーサーの起源と捉えられています。

スズキ「SV650X」。SV650をベースにカフェレーサー化
スズキ「SV650X」。SV650をベースにカフェレーサー化

 バイクはもちろん高性能のレーサーですが、1950年代のレーサーといえば、現代のネイキッドに前傾姿勢を作るセパレートハンドルをつけたりバックステップをつけたり、風よけにロケットカウルをつけたりといった姿。

 現代から見ればカスタムを施したネイキッドに映りますが、当時はそれが最先端のスーパースポーツスタイルだったのです。

 レトロブームが続いている2020年代は、多くのメーカーがカフェレーサーを制作・発売しています。

 セパレートハンドル・バックステップ・ビキニカウルといった装備を、ネオクラシックモデルなどに施したもので、レトロブームの中のひとつのジャンルとして市場ができるに至りました。

 カフェレーサーといっても、様々な排気量のモデルが存在しますが、今回は寒い時期に“ちょっとそこまで”を軽くスポーティにこなせる600cc帯のモデルを3台紹介します。

 まずはスズキの「SV650X」。「SV650」をベースにカフェレーサー化したバリエーションモデルです。

スズキ「SV650X」
スズキ「SV650X」

 車体のスリムさとエンジンの扱いやすさ、そしてほどよいスポーティさがバランス良く同居しているのがSV650Xの特徴と言えるでしょう。

 車体サイズは全長2140×全幅730×全高1090mmで、ホイールベースは1450mm、シート高は790mm、車両重量は199kgとなっています。

 エンジンは645ccの水冷V型2気筒DOHCで、最高出力53kW(72PS)/8500rpm・最大トルク63Nm(6.3kgm)/6800rpmを発揮します。

 大型で200kgを切る車重は軽量といえ、取り回しにも苦労しません。

 また、Vツインエンジンのおかげで車体がスリムで、その上に790mmというシート高は足つきも悪くありません。

 72PSというスペックは十分にパワフルと言えるでしょう。低回転ではVツインならではのトルクで加速が良く上まで素直に回るエンジンは近距離でも回す楽しさを覚えるでしょう。

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