クルマ旅でしか味わえない感動! 日本の名所をレクサスで巡る「TOUCH JAPAN JOURNEY」とは? 屋久島の世界遺産で豊かな時間を体験【クルマ×アソビ #18】
専属のバトラーがサポートしてくれる屋久島でのクルマ旅
レクサスがブランドとして目指す「お客様一人ひとりに心の豊かさを」という姿を具現化するひとつの手段として、豊かさを旅という体験を通して実現する……。
そんな目的から展開されている「TOUCH JAPAN JOURNEY(タッチ・ジャパン・ジャーニー)」には、さまざまな地域、さまざまなかたちの旅体験が設定されています。
共通しているのは“宿”、“食”、“体験”という地域それぞれの観光資産に、レクサスならではの“ドライブ”をかけあわせていること。通年で用意されるものからオーナー限定プランまで、選択肢は多彩です。
今回、筆者(島下泰久)は、その中の「TOUCH JAPAN JOURNEY 屋久島(以下、TJJ屋久島)」を体験してきました。

TJJ屋久島は、レクサスのBEV(電気自動車)である「RZ」を用いて島を巡る旅となります。
行き先やスケジュールが詳細に決められているわけではなく、参加者の趣向に合わせたオーダーメイドのプランとなり、さらに現地では宿泊先のSankara Hotel & Spaから専属のバトラーがついてくれるという、とても贅沢な内容です。
しかしそもそも、なぜレクサスが屋久島で、しかもなぜBEVの「RZ」なのでしょうか。当然、そこにも深い理由があります。
実は屋久島は電力自給率がきわめて高く、島内で使われる電気の99.6%が水力発電でまかなわれている、とてもサステナビリティの高い島なのです。しかも、島は外周約130kmという大きさで、移動距離もそう長くはならず、つまりBEVにはこれ以上ないほどの環境だといっていいでしょう。
当日、屋久島空港へ降り立つと、バトラーを務めてくださるSankara Hotel & Spaのアクティビティマネージャー・大木信介さんが「RZ450e」で出迎えてくれました。
荷物を積み込んだら、まずは後席に乗り込んで大木さんの運転で出発。まずは初めて訪れた屋久島を案内していただきます。
島の“3時の辺り”に位置する空港を出て、まずは西へ。島の外周を走る県道78号線をひたすら行きます。目指したのは、“10時の辺り”に位置する永田いなか浜。
久しぶりに乗った「RZ」の後席は足元が広くて望外に寛ぐことができ、会話を楽しむうちにあっという間に到着です。
この周辺の屋久島では珍しい美しい砂浜は、絶滅危惧種であるウミガメの産卵地として知られています。5月から7月前後の夜、黒潮に乗ってやってきたウミガメがこの砂浜に上陸して産卵。その卵が約60日を経て孵化して、子亀たちは海へと帰って行くのです。
屋久島の水力発電の源になっているのは豊富な降雨量。「ひと月に35日雨が降る」とは林芙美子が『浮き雲』に記した言葉ですが、実際に海岸部では年に4000mm以上の雨が降るといいます。この数字は、日本の年間降雨量の2倍をはるかに超えるもので、山間に至ってはなんと年間1万mmとも!
火山活動に拠るものではなく花崗岩が盛り上がってできた島である屋久島には、標高1936mの宮之浦岳を始めとする高い山が連なっています。そこにやってくるのが、そう黒潮。その温暖な流れは湿った温かい空気をつくり出し、それが高い山々に当たると、雲になり雨が降るというわけなのです。
前述のとおり花崗岩でできていて、多量の雨が降る屋久島の景色には、土がほとんどありません。あまりに雨が多いため、土が溜まらず流れていってしまうというんです。
そんな屋久島には、非常に多くの滝が存在しています。訪れたのは、そのうちの千尋の滝。千尋とは、1000人の人が手を結んだくらいの大きさという意味で、巨大な花崗岩の一枚岩に面した落差60mの滝は、豊富な水量でものすごい迫力を醸し出していました。雨の後は、もっともっとスゴい景色になるそうです。
●レクサスと通じるものを感じるホスピタリティ抜群の宿
そうやって島内を巡っているうちに夕方に。宿泊先のSankara Hotel & Spaに向かいます。

「本当にこんなところに?」という細い道を分け入っていった先の高台にあるこのホテルは、施設が素敵なだけでなく手入れも行き届いていて、敷地に足を踏み入れた瞬間から、気分がアガるのを感じます。
そして何よりホスピタリティが素晴らしい! 出しゃばらず控えめで、けれどしっかりケアしてくれる。ベタないい方ですが、レクサスというブランドのあり方と相通じるものを感じた次第です。
夜はレストランokas(オーカス)でフルコースを。島の食材をメインとしたメニューは、フレンチでありながらもワインだけでなく、地元産の焼酎ともすんなりマリアージュできてしまいます。
供されるお皿もそれぞれに趣向が凝らされていて、ベタないい方ですが舌だけでなく目でも楽しめる至高のディナーとなりました。
ウッドを基調としたアジアンテイストの客室も居心地よく、特にお風呂は最高の気持ちよさでした。正直、仕事で訪れた先であまりそんな風に思うことはないのですが、これは再訪必至と心に決めた次第。とはいえ、この日は早々にベッドに入ります。
起きたのは、まだ外が真っ暗の早朝。部屋を出て「RZ450e」に乗り込み、春田浜の朝日を目指します。
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