まるで「ウルトラ警備隊」の特装車!? 60年以上前の“9人乗り”ワゴンを発見 黄金時代の「クライスラー車」とは
クライスラー黄金時代の希少なステーションワゴンがオークションに登場
アメ車のなかでも「ビッグ3」に位置づけられるほど知名度の高いメーカーであった「クライスラー」。
クライスラーの歴史は古く、1925年にウォルター・パーシー・クライスラー氏が自動車を販売するために創業したところから始まります。

現在では当たり前になっているパワステや油圧ブレーキなどをいち早く導入したメーカーでもあり、クライスラーの技術力は高く評価されました。
その後もアメリカの高度成長によるクルマの需要が高まり、国内シェアを大幅に拡大します。
さらに日本でも認知度の高い「ダッジ」や「ジープ」などのブランドを買収することで、国内外で不動の人気を誇るようになりました。
しかし、1970年代に入ると、経済性や信頼性の高い日本メーカーが急伸したことやオイルショックもあって、販売台数が減少の一途をたどることに。
一時的には企業努力で立て直したクライスラーでしたが、世界的なヒットモデルの開発に苦労したこともあって、三菱やダイムラーと提携するなど生き残りの道を模索するようになりました。
それでも経営状況に明るい兆しが見えず、2008年に起こったリーマンショックをきっかけに、2009年には経営破綻となります。
その後は連邦倒産法の適用を受けるとともに、イタリアの自動車メーカーである「フィアット」からの出資を受けることで再建に成功しました。
現在では、吸収されたフィアットを筆頭にした「FCA」とプジョーやシトロエンなどの欧州車の共同体である「グループPSA」が合併して、「ストランティス」グループとして活動しています。
そんな波乱万丈の歴史を歩んできたクライスラーですが、オイルショックの起こる1970年代以前の代表モデルである「ニューヨーカー」が、オンラインオークションサイトの「Bring a Trailer」に出品されて注目を集めています。
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