予想落札価格は20億円超え!? 最高速度は380キロの超ド級スーパーカー 2年前に登場した“ケタ違い”の「ブガッティ」とは
1990年代に登場した「EB110」をオマージュ
2025年2月にパリで開催されるRMサザビーズのオークションに、2022年型 ブガッティ「チェントディエチ(Centodieci)」が出品される予定です。どんなクルマなのでしょうか。
過去17年間、現代のブガッティ オトモビルズ SASは、同社の2台の伝説的なハイパーカー、「ヴェイロン」と「シロン」の限定生産モデルをいくつか製造してきました。
その多くは、同ブランドの戦前の黄金時代のドライバーやモデルにオマージュを捧げたものです。
2019年8月、このハイパーカーメーカーは、モータースポーツの集い「ザ・クエイル(The Quail)」で、さらにスペシャルなモデル「チェントディエチ(Centodieci)」を発表しました。

それはロマーノ・アルティオーリ氏が1990年代初頭に発表した、長らく休眠状態にあったブガッティのマークを具現化したモデルです。
イタリア語で「110」を意味する「チェントディエチ」は、ブガッティ「EB110」と「EB110 SS」へのオマージュであると同時に、1909年にエットーレ・ブガッティ氏によって設立されたブガッティの110周年を記念するモデルでもありました。。
チェントディエチのシャシとドライブトレーンは、シロンをベースに、8リッターのクワッドターボW型16気筒エンジンをより高度にチューンし、最高出力は1600馬力を発生しました。
このパワースペックは、シロンの後続モデルにもすぐに踏襲されました。
パワーアップに加え、車両重量を20kg減らし、よりダイナミックなハンドリングを実現するためにステアリング特性を見直しました。
これらの改良により、チェントディエチの0‐100km/h加速はわずか2.4秒、最高速度は電子制御リミッターが作動する380km/hを達成しました。
EB110へのオマージュとして、チェントディエチは、小さな馬蹄形グリル、尖ったフロントスプリッター、極端に細いヘッドランプ、Cピラーの円形インレット、固定式リアウイングなど、EB110のウエッジをテーマにしたデザインモチーフを示唆する、まったく斬新なコーチワークを備えていました。
チェントディエチは生産予定台数はわずか10台でしたが、ブガッティが2019年8月にこのモデルを発表した時点で、10台すべてが熱心な買い手によって予約されていました。
2022年12月に最終モデルが納車されたチェントディエチは、シロンをベースとしたスペシャルモデルの中でも最も希少で個性的なモデルの1台です。
購入契約書とブガッティのスペックシートが保管されていることから明らかなように、このシャシナンバー「006」はスイスのコレクターによって2019年8月に新車でオーダーされました。
この壮麗なセントディエチは、ベルーガ ブラックとグリ ラファールのレザーハイドでトリミングされたインテリアに、クォーツ ホワイトとグレー カーボンの2トーンカラーで仕上げられ、ブラックアルマイト仕上げのトリムパーツとグレイシャー仕上げのドアシルが装着されています。
この個体は理想的なメインテナンスが施され、単独所有の間に最小限の走行しかしておらず、カタログ掲載時の走行距離はわずか437kmと信じられないほど少ないのです。
これほどまでに使用頻度が低かったので、このクルマが一度も整備を受けていないのも理解できます。
現代のモルスハイムで製造された、非常に希少で個性的なスタイルのスピードマシンであり、さらに走行距離がわずか437kmというこのチェントディエチは、今日の市場において最も望ましいラグジュアリー&パフォーマンスカーの1台であることは間違いありません。
この2022年型 ブガッティ チェントディエチ、オークションでの落札価格は1000万ユーロ〜1500万ユーロ(1ユーロ=161円として、16億1000万円〜24億1500万円!)くらいと予想されています。
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