カタログに存在しない「Gクラス」!? 6.3リッターV12エンジンを搭載した王室仕様の“特別な”「G63」を発見 気になる落札価格とは
わずか5台しか生産されていないGクラス
2024年12月にドバイで開催されたRMサザビーズのオークションに、2002年式のメルセデス・ベンツ「Gクラス」が出品されました。どんなクルマなのでしょうか。

メルセデス・ベンツのトランクリッドに「63」のバッジが付いていると、ボンネット下にAMG製の6.2リッターV8エンジンが搭載されていた時代がありました。
この数字は高性能モデルの代名詞となり、ハイブリッドアシストやターボの導入で搭載されるエンジン排気量が小さくなったにもかかわらず、メルセデスはこの数字を使い続けています。
日本で購入できる現行型のメルセデスAMG「G63」には、430馬力・585Nmを発生するV型8気筒ツインターボを搭載しています。
しかし、今回オークションに出品された2002年式メルセデス・ベンツ「G63AMG」には、440馬力を発揮する巨大な6.3リッターV型12気筒の自然吸気エンジンが搭載されています。組み合わされるトランスミッションは5速ATです。
2001年10月10日にドバイで納車されたこのGクラスは、わずか5台しか生産されていないV12エンジン搭載Gクラスのうちの1 台と言われています。そのため、AMGの歴史上、もっとも希少な作品のひとつとされています。
このモデルは一般に公開されることはなく、販売用に宣伝されることもなく、モーターショーにも展示されることもありませんでした。
実際、このモデルは非常に限定的で厳重に保護されていたため、購入希望者はAMGの顧客ベースから厳選され、個人的に購入を勧められたといいます。しかし、このモデルは個人コレクションの一部として一般から隠されることはありませんでした。ナンバープレート「1」をつけたこのクルマは、新車から2023年までドバイ王室が所有していました。
工場出荷時のアラバスターホワイトの外装は、ラジエーターグリルにクローム仕上げ、トランクリッドに取り付けられたスペアホイールにステンレススチール製のカバーが付いており、車体の下部は高級スチールで保護されています。また軽合金製の18インチ5スポークホイールを装着しています。
内装は、グレーのレザーにバール加工のウォールナットベニヤトリムとベロアのフロアマットが使用されています。また電動スライディングルーフ、TVチューナー、CDチェンジャー、ノキアハンズフリーシステム、シートヒーター、超音波バックアップアシストなどがオプション装着されています。走行距離は4万4509kmを示していました。
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20年もの間、王族に所有されてきたこの特別なG63 V12AMGは、もっとも高級なSUVのひとつと言われています。今回、39万8750米ドル(日本円で約6265万円)で落札されました。
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