いま人気が再燃中の寝台特急サンライズ瀬戸/出雲 B寝台「シングル」と「ソロ」はどこが違う? “1100円の差”をどう考える?
サンライズ号で一番部屋数が多いのがB寝台の「シングル」
サンライズ瀬戸/出雲は、2025年1月現在、日本で唯一残る定期寝台特急です。

東京駅と香川県の高松駅を結ぶ「サンライズ瀬戸」、東京駅と島根県の出雲市駅を結ぶ「サンライズ出雲」が毎日1往復、東京駅と岡山駅の間はサンライズ瀬戸/出雲が併結して運転されています。サンライズ瀬戸/出雲ともに7両編成のため、東京駅と岡山駅では連結された14両での運行となっています。
サンライズ瀬戸/出雲が登場したのは1998年。
すでに登場から27年が経過している電車ですが、最近では外国人旅行客にも人気で、コロナ禍以降はいわゆる「10時打ち」をしないと、部屋数の少ないA寝台「シングルデラックス」、2人用B寝台「サンライズツイン」などは予約できないほどです。ただし運賃と指定席特急料金で利用できる一番安い「ノビノビ座席」だけは、乗車日の1週間前でも空席があることが多いという不思議な現象も起きています。
そんな人気のサンライズ瀬戸/出雲で、部屋数も多くもっとも予約が取りやすいといわれる寝台個室が、B寝台の「ソロ」と「シングル」です。
ソロとシングルはどう違うのでしょうか。大阪駅から東京駅まで実際に乗り、比べてみました。
サンライズ瀬戸/出雲に乗るには、運賃と特急料金のほか、寝台料金が必要となります。たとえばサンライズ瀬戸のA寝台「シングルデラックス」で東京駅から高松駅に向かった場合、運賃1万2210円、特急料金3300円(通常期)に加え、寝台料金1万3980円が必要になり、合計2万9490円かかります。
ちなみに寝台料金のかからないノビノビ座席の場合は、運賃と特急料金を合わせた1万5510円のみ。これに加えてB寝台のソロは、寝台料金としてはサンライズ号で一番安い6600円が、シングルは7700円がプラスされます。
シングル/ソロともに2階建ての個室で、シングルは1/2/6/7/8/9/13/14号車、ソロは3/10号車になっています。部屋数としてはシングルが一番多いグレードとなります。
まずはB寝台「シングル」のレビューから。今回は下段を予約しました。
基本的にシングルは、狭い空間ながらもすべてが揃っている…そんな感じです。ベッド幅は60cmあり、硬さもちょうど良いもので、ゆっくりと寝ることができます。
また枕元には簡易的ながらテーブルも用意され、パソコン仕事などをすることもできます(車内Wi-Fiはない)。入口の脇にはAC電源もあり、電源の下には机が延長した台があるため、スマホなどの充電にも便利です。

部屋にはルームウェアとスリッパが用意されており、着替えるのにも必要十分なスペースがあります。ただしルームウェアは浴衣タイプなので、その格好のままトイレやラウンジに行くのはちょっと躊躇してしまいます。
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