まるで“軍用車”! 全長12mの巨大モデルも登場!? ジャパンキャンピングカーショーで見かけた「変わり種」3選
KYBのキャンピングカービジネス参入第1弾
KYB VILLATOR
自動車用ショックアブソーバーで有名なカヤバのブースを発見した際は、キャンピングカー向けのショックアブソーバーを開発したのかと思いましたが、なんとキャンピングカービジネスに参入。
その第一弾モデルとなるのが「カヤバ ヴィラトール」です。

ロングホイールベースとなる FIAT「デュカトL3H2」日本仕様をベースに開発したもので、カヤバが自社で架装まで行います。
最大の特徴は、KYB製オリジナルの足回りが与えられていること。長年のサスペンション開発のノウハウを活かし、重心高となるキャンピングカーの走りと乗り心地を改善すべく、自社テストコースを活用し、前後のショックアブソーバーとバネ、スタビライザー(※オプション)を専用開発しています。
とくに多くの装備が加わるキャビンの影響の受けるリアショックアブソーバーは、車両重量に合わせて調整できるように減衰力を14段階調整機能が備わっているのも大きな特徴です。
その乗り味は、走行安定性が増し、特にコーナリング時に大きな違いがあるそう。そんなドライビングへのこだわりを象徴するように、フロントシートには、ブリッド社と共同開発した専用バケットシートが標準装備されています。まさに走りを極めたキャンピングカーなのです。
標準装備も豪華で、全面高断熱、電動式ステップ、5kWhリチウムイオン電池の電源システム、FFヒーター、キャビン用エアコン、冷蔵庫、電子レンジ、格納式リアデッキ、リヤサンシェード、シンク、ベッド、クレサナトイレ、トイレ設置スペースにも使えるマルチルームなど充実しています。
車内の雰囲気も良く、お洒落なコテージに滞在してかのような雰囲気。そのデザインは、住宅やホテル、ショールームなどを手掛ける空間デザイナーの丹羽浩之さんが手掛けたもの。「別荘を持ち運ぶ」という開発コンセプトにも頷ける質感の高さです。
キャンピングカーの開発製造を担うのは、KYBでミキサー車を手がける部門。同社の足回りの技術と特装車架装の技術を融合した新たなビジネスとしてキャンピングカー事業が生まれたそうです。
販売拠点は、キャンピングカーのビルダーでもあるRVランドが担うとのこと。価格は、標準仕様で2145万円と高価。そのため、KYBでも年間販売台数は、数台程度ではないかとのことでした。
※ ※ ※
キャンピングカーに興味がある人以外でも、クルマ好きやメカ好きならば、思わぬ発見や驚気に出会えるのが、キャンピングカーショーの面白いところ。
年間を通じて、全国各地でも希望は小さくなるものの多くのキャンピングカーショーが開催されているので、一度、遊びに出かけてみてはいかがでしょうか。
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