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生誕60周年を記念した特別なポルシェ!? 「912」の最新レストモッド「KAMM 912c 60thエディション」が世界限定で登場! 気になる価格は?

フルカーボン仕様で車重はなんと750kg!

 ハンガリーを拠点とする「KAMManufaktur(カム・マニュファクチャー)」が、ポルシェ「912」の誕生60周年を記念した「KAMM 912c 60thエディション」を発表しました。

「KAMM 912c 60thエディション」は、クラシックなデザインと現代のパフォーマンスを見事に融合
「KAMM 912c 60thエディション」は、クラシックなデザインと現代のパフォーマンスを見事に融合

「ポルシェ 912」に特化したレストモッドを手がけるカム・マニュファクチャーが制作したKAMM 912c 60thエディションは、モータースポーツにおける912の輝かしい歴史を称えるモデルです。911は1960年代後半にはすでにサーキットレースとラリーの両方で名を馳せていましたが、1967年に注目を集めたのは912でした。

 911の初期の成功を考えると、912がスポットライトを浴びるのは意外に思えるかもしれません。しかし、1967年にポーランド人ドライバーのソビエスロー・ザサダ氏が912を駆ってグループ1ツーリングカーのヨーロッパラリー選手権で総合優勝を果たしたことで、912は兄貴分に匹敵する実力を発揮しました。

 このラリーでの勝利を記念し、KAMM 912c 60thエディションには、美しいポーランドレッドの塗装が施されています。

 もうひとつのボディカラーは、1967年のスウェーデンラリーで優勝した912に使用されたバハマイエロー。同年、3台の912がスウェーデンラリーに参加し、さらに1台がガルフロンドンラリーに出場するなど、912はモータースポーツの歴史にその名を刻みました。

 ボディはフルカーボン仕様で、フロントフード、ドア、バンパーなどが徹底的に軽量化されています。その結果、車両重量はわずか750kgと公表されています。

 エンジンには、同社が独自に開発した2リッター空冷616型4気筒を搭載。最大出力は185馬力/6500rpm、最大トルクは205Nm/5200rpmを発揮します。さらに、2000rpmという低回転域から170Nmのトルクを発生し、日常走行にも適した特性を備えています。

 アップグレードされた5速ドッグレッグギアボックスと組み合わせることで、力強い走行性能を実現。当時のスポーツカーらしい躍動感を、現代に再現しています。

 インテリアにもこだわりが詰め込まれています。クラシックな雰囲気を維持しながら、快適性と機能性を両立。カーボンシートや電動エアコン、高品質オーディオシステムを装備し、長距離ドライブも快適にこなせる仕様です。さらに、選べる内装オプションやアクセサリーが、オーナーの個性を際立たせます。

 KAMM 912c 60thエディションは、ポーランドレッドとバハマイエローの各1台のみ製造され、価格は39万5000ユーロ(日本円で約6320万円)。世界中への配送が可能で、オーナーの希望に合わせた仕様での製造にも対応します。

 創設者のミクロス・カズマー氏は、「この象徴的なスポーツカーのデビューから60年を祝うモデルを製作できたことは、KAMMにとって非常に特別な瞬間です。私たちの60周年記念モデルである912cは、912の素晴らしい個性と、その自動車史における輝かしい地位を讃えるユニークなクルマです」とコメントしています。

Gallery 【画像】「えっ!…」 現代に蘇ったポルシェ最新のレストモッドモデル「KAMM 912c 60thエディション」を写真で見る(21枚)
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