いまや新車価格の16倍以上!? 高騰を続ける“公道走行できるF1マシン” フェラーリ「F50」の驚くべき落札価格とは?
走行距離は2000km 極上コンディションのF50の驚くべき落札価格
今回出品されたシャシナンバー「105768」は、1996年6月に完成した154台目のF50で、ヨーロッパ仕様です。

ボディカラーはロッソコルサ(レーシングレッド)、インテリアはブラックで赤いシートベルトが装着されています。
このF50はドイツの販売店からモナコ在住のレーシングドライバーでコレクターのロシア人に新車で販売されました。
彼による走行は少なく、その後イギリスのフェラーリ スペシャリストの手に渡り、何人かのイギリス人が所有しています。
2013年6月には、エンジン、トランスアクスル、コーチワークのマッチングナンバー(オリジナルのまま)が確認され、フェラーリ・クラシケ・レッドブックと、それに対応する鑑定書が発行されました。
2020年代初頭に米国に輸入され、現在の走行距離はわずか2174kmです。
小さな補修箇所は見られますが、ボディカラーはオリジナルのままのようです。
さらに、オーナーズマニュアル、ラゲッジ、ツールキット、取り外し可能なハードトップが工場出荷時のフライトケースに収められており、きわめて完全かつオリジナルな状態です。
このF50は2025年1月にフェラーリ of オンタリオで点検と整備を受け、すべての機械部品がチェックされ、公道走行が可能な状態となっています。
もっとも走行距離の少ないF50のうちの1台として、また「ビッグ6」の1台として、最高のコンディションのクルマであることは間違いありません。
※ ※ ※
この1996年型フェラーリF50は、553万2500USドル(1USドル=約148円として、約8億1881万円!)で落札されました。
1995年のF50発表当時、新車価格はおよそ5000万円だったことを考えると、30年でその価格は16倍以上に高騰したといえます。
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