強烈な個性を備えたシューティングブレークがオークションに! ザガートとアストンマーティンがコラボした希少な「ヴァンキッシュ」とは
ザガートとアストンマーティンの現代コラボ
アメリカのオークションサイトで落札された2019年式アストンマーティン「ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレーク」の価格が話題を集めています。低走行で完全ノーマルな車両のプライスタグは“まさかの価格”でした。

イギリスのアストンマーティンとイタリアのカロッツェリア「ザガート」が手を組み、2017年に発表された限定モデルがヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークです。
ヴァンキッシュをベースにしたこの特別なシリーズは、クーペ、ヴォランテ(オープン)、スピードスター、シューティングブレークの4種類が展開され、それぞれが少数生産されました。シューティングブレークはその中でも特にユニークな存在で、99台のみが生産されました。
このモデルの特徴は、ロングルーフデザインを採用しながらも、あえて2シーターの構成にした点です。通常、シューティングブレークといえば実用性を重視することが多いですが、このヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークは、ラゲッジスペースを確保しつつも、あくまで贅沢なグランドツーリングカーとしての性格を強調しています。カーボンファイバーを多用したボディは軽量かつ高剛性を誇り、美しいボディラインはザガートならではのエレガンスを備えています。
パワートレインには、5.9リッターV型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力600馬力・最大トルク630Nmを発揮します。このエンジンは、アストンマーティンの伝統的なV12ユニットで、官能的なエンジンサウンドとともにスムーズかつ力強い加速を提供します。トランスミッションには8速ATが組み合わされ、快適なクルージング性能とスポーツ走行の両立を実現しています。
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