強烈な個性を備えたシューティングブレークがオークションに! ザガートとアストンマーティンがコラボした希少な「ヴァンキッシュ」とは
希少なザガートの落札価格はまさかの……
新車時の価格は87万7000ドル(約1億3000万円)と非常に高額でしたが、最近のオークションではその評価に変化が見られます。オンライン自動車オークションサイト「Bring A Trailer」に出品された3500マイル(5632km)走行の2019年式ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークは、41万5000ドル(約6137万円)で落札されました。これは新車価格の半額以下であり、オークション市場における価値の低下を示唆しています。

この価格の下落にはいくつかの要因が考えられます。まず、ヴァンキッシュ・ザガート全体の生産台数が325台と、希少車としては比較的多かったことが挙げられます。特にシューティングブレークは99台生産されており、超限定モデルと比べると市場に出回る機会が多いため、希少性がやや低いと見なされた可能性があります。
また、新車として販売された当時はプレミアム価格がついたものの、発売から数年しか経過していないため、「クラシックカー」としての価値がまだ確立されていない点も影響しているでしょう。クラシックカー市場では、長年の歴史を持つモデルが高額で取引される傾向にあり、比較的新しいヴァンキッシュ・ザガートは、その価格が安定するまでに時間を要すると考えられます。
さらに、フェラーリやランボルギーニのV12モデルが依然として高い人気を誇る一方で、シューティングブレークというボディスタイル自体の市場ニーズが限られていることも、価格の下落に影響している可能性があります。一般的に、スーパーカー市場ではクーペやロードスターのほうが好まれ、実用性を備えたモデルは需要が低くなる傾向があります。そのため、ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークは、その独自性がむしろ市場の評価を分ける要因になっているのかもしれません。
とはいえ、ヴァンキッシュ・ザガート・シューティングブレークのような特別なモデルは、将来的に再評価される可能性もあります。今後、クラシックカーとしての価値が高まり、価格が上昇することも考えられるため、長期的な視点で見ると投資価値のある一台といえるかもしれません。
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