実はおつまみメニューも絶品! 東京・早稲田の胃袋を満たしてきた「大王ラーメン」の“大王感”は巨大なカツじゃないってどういうこと?
●店の看板メニュー。ボリューム大満足の「ロース大王つけ麺」
早稲田大学に通っていた人や、早稲田に在住、通勤だった人にとって、思い出のラーメン店の一つが 「大王ラーメン」。
飲んだ後のシメや、夜中に急にラーメンが食べたくなった時、そしてタクシーなどで早稲田通りを移動中、深夜でも明かりがついているのを見て思わず寄ってしまった。などなど、大王ラーメンに食べに行ったきっかけを思い出すとともに、当時の記憶が蘇ってきます。
「オープンしたのは昭和51(1976)年ですね。昔は店の前にタクシーの会社があったので、運転手さんの夜勤明け、早朝に食べにくる常連さんが多かったんですよ」。
営業は深夜3時までですが、朝の5時、6時まで食べる人も多く、結果として早朝までの営業になっていたそう。夜勤明けの運転手さん達にとって、仕事終わりのビールと餃子、ラーメンは、至福の時間だったのかもしれません。
そんな大王ラーメンの、おすすめを4品紹介します!

つけ麺のつけ汁に、大きなカツ? 肉がドーンとのった、インパクトのあるつけ麺。“大王”感がすごい!
「200gの豚肩ロースを唐揚げにしたものです。麺は中太麺、茹で前で200g、つけ汁は鶏ガラに少し豚足を足したスープですね。うちのメニューで『大王』がつくものは野菜のあんかけなんですよ」と店主。
え? 巨大唐揚げじゃなくって、あんかけが大王だったの!?
普通のラーメンどんぶりの器で、豚の唐揚げの存在感がすごいつけ麺。中太麺もプリプリで、とろみのあるスープにしっかり絡み、旨みが口の中で一気に広がります。
とろみがしっかりしているので、ずっとスープが冷めないのもいい。気合を入れたい時、パワーチャージしたい時に最強の一杯かも!
●まずはこれでしょ! ハフハフの熱いうちに味わいたい「餃子 焼五コ」
そして、大王ラーメンに来たら、マストでたのみたいのが餃子。
「昔から変わらず手作りですね。具はキャベツ、ニラ、豚ひき肉。味噌ラーメンの味噌を入れているので、このまま何もつけずに味わって欲しいですね」。
食べてみると、確かに味噌のコクを感じる! 焼きたてをハフハフ言いながら食べて、そこに冷たいビールを流し込むのがたまらない! もちろん、お酢&ラー油につけてもパンチがきいて美味しく感じます。
ちなみに餃子はテイクアウトOK、生6個、焼き5個ともに450円です。

●居酒屋感覚で楽しむのもいい。牛スジ煮込みと揚げアゲアスパラ
大王ラーメンは定番の中華以外にも、酒のアテ、おつまみ料理も存在します。その中でも一押しなのが、牛スジの煮込みと揚げアスパラ。春巻きの皮で巻いて揚げたアスパラは1本ごと手渡し、熱々のまま紙に巻いてお客さんに渡します。
「熱いうちに渡すからね、ハフハフしながら味わって」と笑顔で話す店主。確かにこれも、出来立て、受け取りたてがうまい! 塩味が絶妙なバランスです。
「煮込みは、国産の牛スジを1度湯掻いて、洗って、もう一度湯掻いて3〜4時間煮込むので、作るのに約半日かかります。とっても柔らかいんですよ」
ちょっとだけピリ辛味で、牛すじならではの味が生きているたまらない一品。すき焼き風ピリ辛、といった味わい。
他にも、手羽先を揚げた「手羽一郎」600円や「チャンジャチャンちゃん」350円など、おつまみメニューは色々。ラーメン目当てじゃなく、お酒&おつまみ目当てで行くのもおすすめです。

「カウンター席もテーブル席もあるので、一人でも友人とでも家族とでも。色々と楽しんで欲しいね。うちは居酒屋みたいに過ごしてもいいんですよ」と微笑みながら語る店主。実は焼きそばも人気で、ラーメンを食べずに、ビールとおつまみ料理、焼きそばでシメる、という人も結構いるとのこと。
そして、今度神楽坂に居酒屋店をオープンする予定。「古民家をリノベーションした居酒屋です。ぜひそっちも食べに来て欲しいですね」。新店ができるのを楽しみにします!
ガツンとパワフルな豚の唐揚げや、大きめで食べ応え十分の餃子、アッツアツのアスパラなど、どれも食べていて楽しくなってくる大王ラーメン。ラーメン店だからラーメンを食べないと、と思ってしまうかもしれないけれど、何人かで行って、いろんな一品料理を楽しむのも、かなりおすすめですよ!
「大王ラーメン」
住:東京都文京区関口1丁目41-1
TEL:03-3202-0676
営:11:00〜翌3:00(LO)
休:水曜
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