“悪魔”と名付けられた「カウンタック」の後継モデルがオークションに登場 33年前の「真っ赤なランボ」とは
クライスラー傘下だったランボルギーニによる「カウンタック」後継車
米国フロリダ州のフォートローダーデールで開催されるRMサザビーズのオークションに、1992年型のランボルギーニ「ディアブロ」が出品されます。
どんなクルマなのでしょうか。

「カウンタック」によってスーパーカーブームが巻き起こってから10年後、ランボルギーニは後継車の開発に着手しました。
当時のランボルギーニ社は経営不振に陥り、カウンタック後継車開発なかばの1987年4月、米国のクライスラー社に買収されました。
そのため、後継車のデザインにはクライスラー社の意向が反映され、マルチェロ・ガンディーニによるオリジナルのデザインに手が加えられたと言われています。
ミウラと同様、獰猛な闘牛の名にちなんでディアブロ(それはまた悪魔をも意味します)と名づけられたカウンタック後継車は、1990年に発表されました。
ひと目でカウンタック後継車と分かるスタイルですが、クリーンでインパクトのあるフォルムに十分なパフォーマンスを発揮し、そしてクライスラーによって居住性を高めたインテリアが高評価を得ました。
ミッドシップ搭載されたランボルギーニ製の5.7リッターV型12気筒DOHC48バルブエンジンは、コンピュータ制御のマルチポイント燃料噴射装置も組み合わされ、最高出力は485馬力、最大トルクは580Nmを発生しました。
このパワースペックは、ディアブロを200mph(約320km/h)以上まで加速させるのに十分なものでした。
ディアブロは2001年まで生産され、オープンモデルのスパイダーやハイパワーバージョンのSVなど、さまざまなバリエーションも作られました。
1993年には、その後のランボルギーニ・スーパーカーのメインストリームとなる4WDモデルも登場するなど、多くの改良が加えられました。
11年間で約2900台が生産され、スーパーカーとしては大成功を収めたクルマといえるでしょう。
今回出品されるディアブロは、2009年から2016年までにフロリダの各地で開催されたコンクールやスーパーカーのイベントで、クラス最高の賞を何度も受賞しています。
2017年に現オーナーが手に入れてからは、ほとんど運転されることはなかったのですが、入念なメンテナンスは受け続けています。
ボディカラーは鮮やかな赤、インテリアはタンで仕上げられたこのディアブロ、オークションのカタログ掲載時点で走行距離は4万4664km未満です。
この1992年型のランボルギーニ ディアブロ、オークションでの落札価格は、23万USドル〜26万USドル(1USドル=約143円として、約3289万円〜約3718万円)と予想されています。
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