カワイくない!? 66年前の「メルセデス・バス」がオークションに登場 中身は最新キャンピングカーに仕上げられた「O319 ミニバス」とは
66年前のメルセデス・ベンツのバスがオークションに登場
米国ミシガン州トロイで開催されるRMサザビーズのオークションに、1959年型のメルセデス・ベンツ 「O(オー)319」ミニバスが出品されます。
どんなクルマなのでしょうか。

メルセデス・ベンツは、1896年に「コンビネーション デリバリービークル」というバンを初めて発表しました。その後1926年のベルリンモーターショーで発表されたトラックのシリーズをベースに、1929年に「L1000エクスプレス」という初めての本格的なバンが登場しました。
ですが、今日のようなキャブオーバーエンジンの商用バンを世に広めたのは、1955年に登場した「L319」と、そのミニバス版となるO319でした。
標準的なデリバリーバンよりも大きく、従来の商用トラックよりも小さい、メルセデス初のミディアムクラスのエントリーモデルでした。
初期型はメルセデスの乗用車とエンジンを共有していましたが、後にディーゼルエンジンもラインナップに加わりました。
今回出品されたO319ミニバスは、フルレストアされ、豪華なキャンピングカーへと趣味良く改造されています。
前のオーナーはコンピュータ技師で、その幅広い技術を駆使して15年かけてこのクルマを改装し、アップグレードしました。
エクステリアは、純正色のままで仕上げられています。
足まわりは、純正のリアダブルタイヤに対応する最新のエアサスペンションが組み込まれています。
電気系統は最新のアクセサリーに対応できるように仕上げられ、サーキットブレーカーや室内照明なども備わっています。
プロパンガスや水のタンクも装備しています。
インテリアには、モダンなレザー張りのシートや快適な寝室も備わり、ドライブでもキャンプでも快適です。
キャンピングカーというと暗い洞窟のような内装のものが多いのですが、このクルマのキャビンには大きな窓があり、開放感があります。
特注のキャビネットには、シンクやコンロ、収納スペースなどが収められています。
フロントとリアのデュアル オーディオシステムもキャビネットに収められ、ソーラーパネルでアクセサリー用の電源を発電できます。
パワートレーンは、最新のフュエルインジェクション式メルセデス・ベンツ製4気筒ガソリンエンジンと、オーバードライブ付き4速ATを組み合わせています。
この唯一無二のメルセデス キャンピングカーは、2020年から現在のオーナーが所有しています。
再マッピングされたECUチップ、マニュアル一式、発売当時の文献、そして見事なレストアを記録した写真集が付属しています。
この1959年型 メルセデス・ベンツ O319「ミニバス」、オークションでの落札価格は7万5000USドル〜10万USドル(1USドル=約142円として、約1065万円〜約1420万円)と予想されています。
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