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37年前の“初代”ミッドシップスポーツを米国オークションで発見 10万キロ超えのスーパーチャージャー搭載「真っ赤なトヨタ」の現在の価値とは

初代ミッドシップスポーツの進化系

 1984年に登場したトヨタ「MR2」は、日本初の量産型ミッドシップレイアウトを採用した2人乗りスポーツカーとして、トヨタの革新性を象徴するモデルでした。

米国オークションに登場した1988年式トヨタ「MR2」スーパーチャージャー搭載のTバールーフ仕様
米国オークションに登場した1988年式トヨタ「MR2」スーパーチャージャー搭載のTバールーフ仕様

 小型軽量ボディに横置きミッドシップを組み合わせた構成は、FF車である「カローラ」のドライブトレインを活用することで実現され、取り回しのしやすさと俊敏な操縦性を両立しました。

 運転の楽しさを重視した設計思想が反映され、スポーツカーながらマイルドなサスペンション設定が施されていたことも特徴です。

 エクステリアはシャープなフォルムに格納式ヘッドライトを備え、リアにはデュアルエキゾーストを配置。スポーティかつ機能的な佇まいで、多くの愛好者を獲得しました。

 1986年には初の大幅な改良が実施され、新たにスーパーチャージャーを搭載した「4A-GZE」型エンジンが設定されました。

 このユニットは従来の4A-GELUをベースに、機械式過給器とインタークーラーを組み合わせてトルクとレスポンスを大幅に向上させたもので、全域で力強い加速を実現。

 加えてボディ剛性の強化やサスペンション構造の最適化も行われ、よりダイレクトで安定感ある走行フィールが得られるようになりました。

 今回出品された個体は、そんな進化を遂げた初代MR2の1988年式スーパーチャージャー搭載モデルです。

 アメリカに所在し、母親から夫、そして現オーナーへと一貫して同一家族の手で引き継がれてきたワンファミリー所有車です。

 外装は「スーパーレッド」で塗装され、グレーの布地インテリアと好対照を成しています。主に直近2年間は保管状態にあり、長期間大切に扱われてきたことがうかがえます。

 空力スポイラーパッケージや取り外し可能なTバールーフ、ポップアップ式ヘッドライト、リアの透明ルーフエクステンションなど、当時の高性能仕様を備えています。

Nextワンオーナーの1台 走行距離は6万6000マイル(約10万6200km)
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Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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