80年代“レプリカブーム”をけん引した伝説の2ストマシン! ホンダ「NSR250R」ってどんなバイクだった?
当時55万9000円と手ごろな値段だった
パワーユニットは、エンジン後方へ平行配置されたキャブレターと20度前傾した配置により低重心化を実現し、排気効率を最大化するRCバルブと相まって高いトルク特性を発揮する点が魅力でした。

最高出力45PS/9500rpm最大トルク3.6kgm/8500rpmという性能は、当時の250ccクラスで他を寄せ付けない数値となります。
機能面では摩擦抵抗を低減し耐摩耗性に優れたNSシリンダーとフラッシュサーフェイスピストンを採用して耐久性を向上させています。
コンピューター制御のオイルポンプ機構によりオイル消費量を大幅に低減し、アルミ製シングルコアラジエターは高い冷却効率を誇ります。
燃費試験値は50km/h定地走行で41.0km/Lを達成し実用面でも優れたモデルと言えます。
全国標準現金価格は55万9000円に設定されており、手の届きやすい価格帯で最先端を体験できる点も魅力と評価されました。
1987年以降は「ホンダNSR250」シリーズとして改良が加えられ、ヤマハ「TZR250」やスズキ「RGV250」とともにレーサーレプリカブームを牽引しました。
GP250で培ったファクトリーマシンの構造とイメージを市販車へほぼそのまま投入する設計思想はファンの支持を集め、「真のレーサーレプリカ」と称賛される存在です。
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ホンダ「NSR250R」はGP250直系の軽量高剛性アルミフレームと90度V型2気筒エンジンを組み合わせ、乾燥重量125kgで45PSを発揮した2ストスーパースポーツです。
多彩な電子制御機構と高性能足回りを手頃な55万9000円で提供し、1987年以降のレーサーレプリカブームを加速させた功績は大きいものといえます。
現在もその革新性は語り継がれる存在です。
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