900cc空冷4気筒エンジンには誇らしげに“DOHC”の文字! カワサキ「Z1」を米国オークションで発見 50年経った“名車”の価値とは
メーター読みでの走行距離は約9656km
この個体は1975年式で、Z1シリーズの生産最終年にあたります。

エンジンケースに刻印された番号「Z1E 048053」により、その製造背景が確認されています。
また、グラブストラップ付きのツーアップシート、ダックテールカウル、クローム製フェンダーといった意匠が旧車ファンの心を掴む仕様です。
クロームのハンドルバーには、デンソー製のスピードメーターとタコメーターが配置され、インジケーターランプも完備されています。
レッドゾーンは9000rpmに設定されています。
サスペンションは、前輪には36mmテレスコピックフォーク、後輪には調整可能なクロームショックを装備。
ブレーキは前が296mmのディスク、後が200mmのドラム式という構成となっています。
エンジンは903ccのDOHC直列4気筒で、キックスターターと電動スターターの両方を搭載しています。
整備履歴にはチューニングとオイル交換が記録されており、動作状態は安定しているといいます。
メーター読みでの走行距離は約9656キロメートルです。このうち約400キロメートルは現オーナーが走行したもので、全体としては少なめの距離といえます。
その他、必須ともなるセンタースタンドとサイドスタンドの両方を備え、折りたたみ式の助手席用ステップも装備されています。
燃料タンク容量は18リットルで、ツーリングにも対応可能な仕様となっています。
この個体はカスタムの内容と純正の雰囲気が高次元で両立されており、旧車としての完成度は高いです。
最終的な落札価格は1万2975ドル(日本円で約186万円)でした。Z1B型という希少性、外装の美しさ、走行距離の少なさが評価された結果といえます。
なお、同年式のZ1Bは日本国内では300万円以上で取引される例も珍しくなく、今回の落札価格は相場と比べて割安な水準とされています。
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