「えっ、多すぎ…」店内には数え切れないメニュー!? 長崎ちゃんぽん・皿うどんが評判の店「雲仙楼」(飯田橋)で選ぶべき3品は?【遠くても行きたい町中華#30】
長崎ちゃんぽんと皿うどんが評判の店。しかし一歩店に入ると…
JR飯田橋駅から徒歩5分ぐらい、ビルが立ち並ぶ中にあるのが「雲仙楼(うんぜんろう)」。長崎県、雲仙・普賢岳の麓出身の店主が作る、昔ながらのちゃんぽんや皿うどんが美味しいと評判の店です。
「元々は八重洲の地下街で10年ほど営業していたんだけれど、飯田橋に移って来てからもう40年になるね」と話す店主。叔父が経営していた店で働き始め、自分の代になって20数年とのこと。
ちゃんぽんや皿うどんは長崎県出身者からも高く評価されていて、「長崎出張や帰省から帰ってきたお客さんが、うちに食べに来て『そうそう、この味だよ』なんて言われることもあるからね」
長崎の、昔ながらのおふくろの味に近い味が、飯田橋でずっと愛され続けているようです。

そして、この店に入って驚かされるのは、壁全面に貼ってあるメニュー。これ全部店主一人で作っているのに驚きです。
「俺は数えたことはないんだけれど、約400種あるみたいだね」。サラッと言っているけれど、ものすごいことだから!
雲仙楼に来たら絶対に食べたい、約400種類の中の厳選料理3つを紹介します。
店オリジナルメニュー、肉たっぷりの「肉皿うどん」
「この肉皿うどんはうちのオリジナル、よそではやってないね」と店主。肉がたっぷり入ったあんがかかっています。
麺は長崎の麺を使い、キャベツやキクラゲもしっかりあんと絡んでいます。麺はパリパリともちもち、そしてあんのとろみがきいています。ボリュームも結構ある。

なので、これまた長崎のソース「金蝶ソース」を途中でかけて味変。醤油味から+ソース味に。
優しい、まろやかな美味しさからビシッとしたコクのある味に変化します。どっちもいい!
肉の多さといい、しっかりとした旨みといい、白いごはんに合いそう。炭水化物をおかずに炭水化物。でも主食としても、おかずとしても絶対に美味しい一皿です。
シャキシャキ食感がたまらない!「肉野菜炒め定食」
そして、数多くある定食メニューの中でもイチオシは肉野菜炒め定食。
豚肉、キクラゲ、キャベツは皿うどんと同じですが、こっちにはモヤシ、ニラ、タマネギ、ニンジンなどが入っていて野菜たっぷり。
セットのスープは、鶏ガラと豚ガラでとったラーメンスープに長ネギともやしを入れたもの。シンプルだけれど旨みがしっかり感じられます。
もちろん、定食なのでゴハンも。肉野菜炒めをそのまま食べても、ゴハンにワンバンしてから食べて、そこからのちょっと汁がしみたゴハンもいいっ! もやしやニラのシャキシャキ、キクラゲのコリコリ、タマネギのトロッとなど、食感の違いもたまりません。
定食は他にも、レバー炒め定食850円やナス味噌炒め900円、豆腐うまに定食900円など色々あり、謎の「ナバタケ定食」900円、「ジャン豆腐定食」950円も気になるし、新メニュー「辛なす定食」900円も食べたくなる。近くに会社があったら、端から一つずつ制覇していきたくなるかも。
町中華の洋食メニューは外せない! 「オムライス800円
そして、雲仙楼には洋食メニューも健在! ナポリタン800円やカレー焼きそば800円などもあるけれど、やはりここはオムライスで!
調理風景を見ていると、鉄の中華鍋でまず具になる玉子を炒めてから、ご飯とベーコンを入れ、ケチャップライスを作ったら、皿に盛り付けて今度は上に乗せる玉子を炒めていきます。
完成するまで2分? 3分? あっという間です。「具はベーコンと卵、味付けはケチャップだね」と店主。

いざ食べてみると、卵はほぼ半熟で仕上がっていて、表面はカリッと、中はふわっとしています。さすが中華鍋。瞬時に火を通してオムレツ部分をしっとりふるっと仕上げています。
そして、洋食の店とは違い、炒めたままの形もいい! 紡錘型の美しいオムライスもいいけれど、このワイルドな形も町中華のオムライスの良さ! 玉子に流線形のような筋があるのもたまりません。
実際に味わってみると、これ本当に2〜3分でできちゃったの? と思ってしまう、しっかりした旨み。濃いめのケチャップライスと所々厚みの違いが楽しい玉子が完璧なバランスです。
この店のおすすめの楽しみ方を聞くと、3時間飲み・食べ放題1人3300円。飲み物は生ビールやホッピー、ハイボール、日本酒などから選べて、2〜3人で頼んだ場合、あえて一品の量を控えめにして、数多く食べられるようにしてくれるとのこと。400種類あるのに、2〜3皿でお腹いっぱいになったら確かに悔しい。店主の気遣いを感じます。

「今回は出さなかったけどさ、ちゃんぽんは食材も本物だからね、今度はちゃんぽんを食べに来なよ」と店主。ちゃんぽんも、王道のちゃんぽんから、味噌ちゃんぽん、高菜ちゃんぽん、カレーちゃんぽん各950円などがあります。
ラーメンもチャーハンもカレーもざっと見ただけで10種以上あるし、単品メニューやおつまみメニューも充実。どれから頼むか、もぉ本当に悩んでしまうけれど、どれも美味しそうな「雲仙楼」。
次回はチャーハンマニアと来て、端から片っ端にチャーハンを注文するのも楽しそう。さらに、メニュー名だけ見てわからない、謎料理も楽しみたいと思います!
雲仙楼
住:東京都文京区後楽2-3-17
TEL:03-3813-2921
営:11:30〜15:00、18:00〜24:00(各LO)
休:日曜
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