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唯一無二の「青いF40」!? 上品に“レーシング仕様”に生まれ変わった貴重な「フェラーリ」がオークションに登場 4億円超えもある?気になる落札予想価格とは

モディファイの後、ボディカラーをブルーに変更

米国カリフォルニア州モントレーで開催されるRMサザビーズのオークションに、1992年型の青いフェラーリ「F40」が出品されます。

どんなクルマなのでしょうか。

オークションに出品予定の1992年式フェラーリ「F40」Ashley Lauzurica(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品予定の1992年式フェラーリ「F40」Ashley Lauzurica(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 フェラーリの40周年を記念して1987年に発表されたF40は、エンツォ・フェラーリが最後にプロデュースしたクルマでした。

 ケブラーやカーボンファイバー、ノーメックスなどを採用したボディに471馬力を発生する2.9リッターのV8ツインターボを搭載していました。

 インテリアにオーディオやカーペットはなく、内側のドアハンドルはプルコードというシンプルなものでした。

 車両重量は2400ポンド強(約1090kg)で、0→60mph(約96km/h)加速は約4秒というパフォーマンスを発揮しました。

 F40は1315台が生産され、そのすべてはロッソ コルサと呼ばれる赤いボディカラーで仕上げられていました。

※ ※ ※

 ここで紹介するシャシナンバー「94647」も、その例外ではありませんでした。1992年7月29日に完成し、モデナでイタリア市場向けに販売されました。

 最初のオーナーは1993年半ばに手放すまで、5000km以上を走行しました。その後、ボローニャでメンテナンスを受けて、1998年初頭に英国に送られました。

 英国に渡ってからは何人かの手に渡りましたが、きちんと整備されて愛され続けたようです。

 このF40は2001年に英国を拠点とするスーパーカーの権威であるファーロンガー・スペシャリストカーズにモディファイが委託されました。

 F40LM用のレース用トランスミッションを採用し、ターボのウエストゲートを強化し、Tubi製のエグゾーストシステムを装着しました。

 さらに、KW製の車高調整式サスペンション、改良されたエアコン、355mm径のブレンボ製GTブレーキを装着しました。

 このブレーキを装着するため、5本スポーク18インチのセンターロックホイールが特注で製作されました。

 メカニカルなモディファイの後、このシャシナンバー「94647」はボディカラーを「アズーロ ハイペリオン」と呼ばれる、少しグリーンがかった淡いブルーに塗り替えられました。

 それゆえ、このF40は「ブルーチップ F40」と名づけられました。

 このモディファイを受ける前に、シャシナンバー「94647」はフェラーリ・クラシケ認証を取得し、ボディ、シャシ、エンジン、その他の部品がオリジナルのまま保たれていることが証明されています。

 今回の出品には、オリジナルの保証書とサービスマニュアル、英国での登録証明書や走行距離の記録を確認する証明書、および20年以上にわたるサービスの請求書などが付属しています。

 F40は最後のアナログ的フェラーリで、快適性よりもスピード、利便性よりも情熱、容易さよりも経験を重視したクルマです。

 単なるスーパーカーではなく、デジタル化が進む現代においては純粋な情熱の象徴ともいえます。

 そんなF40の中でも、唯一無二である1992年型の「ブルーチップF40」。オークションでの落札価格は、250万USドル〜280万USドル(1USドル=約148円として、約3億7000万円〜約4億1440万円)と予想されています。

Gallery 【画像】オークションに登場した「青いフェラーリF40」を写真で見る(30枚)
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