あとからやってきた“大本命”! アウディ新型「Q3スポーツバック」世界初公開 ベストセラーSUVがより流麗なスタイルに
流麗なクーペシルエット! 最大118kmのEV走行を実現したPHEVも用意
独アウディは2025年8月25日、コンパクトSUV「Q3」をベースとした新型「Q3スポーツバック」を世界初公開しました。

新型Q3スポーツバックは、第3世代のQ3シリーズに設定されるクーペライクな派生モデルです。最大の特徴は、新型Q3比で29mm低く抑えられたルーフラインにあり、流麗でスピード感あふれるシルエットを描きます。後方にかけて絞り込まれたスタイルはリアビューをよりワイドで力強く見せ、オプションのデジタルOLEDリアライトや一体型のLEDライトストリップと組み合わせることで、ひと目でわかる存在感を演出します。
全長や全幅は新型Q3と共通としながら全高のみを下げることで、クーペらしい美しさとSUVの実用性を両立しました。張り出したフェンダーの“クワトロブリスター”が際立ち、アウディの象徴であるquattro(クワトロ)を想起させます。
足もとには17インチを標準に、最大20インチまでのホイールを設定し、タイヤ幅は215mmから235mmへ拡大されています。空気抵抗係数(Cd値)は0.30に抑えられ、高速走行時の燃費性能や静粛性も向上しました。
パワートレインは多彩で、最高出力150馬力・最大トルク250Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンにはマイルドハイブリッドが組み合わされます。150馬力・360Nmの2リッター直列4気筒ディーゼルエンジンや、204馬力・350Nmと265馬力・400Nmを発揮する2リッター直列4気筒ガソリンのquattroモデルも設定され、用途に応じた選択が可能です。
さらに注目はプラグインハイブリッド(PHEV)の「Q3スポーツバック e-hybrid 200 kW」。1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと電動モーターの組み合わせにより、システム全体で272馬力・400Nmを発揮します。25.7kWh(正味19.7kWh)の大容量バッテリーはWLTP基準で最大118kmのEV走行を実現し、DC急速充電にも対応。10%から80%までを30分未満で充電可能です。
走行性能を支えるシャシは改良され、標準サスペンションのほか、スポーツサスペンションや2バルブダンパーコントロール付きサスペンションを選択可能。ドライブモードを切り替える「アウディ ドライブセレクト」には、新たに「balanced」モードとquattro専用の「offroad plus」モードが加わり、シーンに応じた走りを楽しむことができます。
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