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進化した“雪も走れる夏タイヤ”ミシュラン新オールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」発売 スポーティな「クロスクライメート3スポーツ」も同時登場

オールシーズンタイヤ「クロスクライメート」が第3世代に進化

 日本ミシュランタイヤは2025年9月2日、雪道走行性能を備えたサマータイヤ「MICHELIN CROSSCLIMATE(クロスクライメート)」シリーズの最新モデル「クロスクライメート3」を発表しました。10月1日より順次発売します。

 サイズは16インチから20インチで全35サイズ、価格はオープンです。

 前モデルから大幅に進化した性能を持ち、都市部から郊外まで幅広いユーザー層に対応するオールシーズンタイヤとして展開されます。

ミシュランの新オールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」
ミシュランの新オールシーズンタイヤ「クロスクライメート3」

 クロスクライメートシリーズは、2015年に欧州市場で登場しました。

 サマータイヤとしての性能を基本に、突然の降雪や低温環境にも対応できる点を強みとし、冬用タイヤ規制に適合しながらも、ドライ路面でのグリップやウエット性能を損なわない設計が評価されています。現在では欧州を中心に人気が高まり、日本市場でも「雪道対応ができる夏タイヤ」として注目を集めてきました。

 日本国内では冬季にスタッドレスタイヤを装着する習慣が根強く残っていますが、積雪が少ない首都圏や西日本の都市部では「交換の手間を省きたい」「保管場所がない」という理由でオールシーズンタイヤへの関心が高まっています。国内オールシーズンタイヤ市場は2023年に前年比15%以上成長しており、今後も拡大が予測されています。

 今回発売されたクロスクライメート3は、最新のトレッドパターンとコンパウンド技術を導入。雪道での制動距離を短縮し、発進・登坂性能を強化したほか、ウェットブレーキ性能も従来比で向上しました。さらに耐摩耗性能を高め、長寿命化を実現しています。これによりタイヤ交換の回数が減り、ユーザーのコスト削減につながるだけでなく、廃棄タイヤの削減という環境面の効果も見込めます。

デザイン面では、V字型パターンを基調とした排水性重視の設計に加え、細かく配置したサイプが雪道でのトラクションを確保します。一方で接地面の剛性を高め、ドライ路面でも安定した操縦性を維持することに成功しています。

 またラインアップは16インチから20インチまでと幅広く、軽自動車・コンパクトカー向けからSUV、大型セダン向けまで多様なニーズに対応しています。近年国内で販売台数を伸ばしているSUV市場を意識し、18インチから20インチのサイズも拡充しているのが特徴です。

 国内のSUV販売は2023年に新車販売の約4分の1を占めており、今後も拡大が見込まれることから、このサイズ展開は市場戦略上大きな意味を持ちます。

 国内では冬の降雪地域を中心にスタッドレスタイヤが依然主流ですが、首都圏や東海、関西など都市部では「万一の雪道対応」と「交換不要の利便性」を両立できるオールシーズンタイヤへの需要が確実に高まっています。特に働き方改革やライフスタイルの変化により、車の利用が限定的な世帯や、タイヤ交換の負担を軽減したい高齢層からの支持が強まると見られています。

Next同時に「クロスクライメート3スポーツ」も登場
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