フォルクスワーゲン新型「ID.ポロ」まもなく世界初公開! 2026年に発売予定のコンパクトEVはスポーツモデル「ID.ポロGTI」も用意
まもなく世界初公開!
独フォルクスワーゲンAG(VW)は2025年9月3日、同年9月8日からドイツ・ミュンヘンで開催されるIAAモビリティにおいて、フォルクスワーゲンは「ID.ポロ」「ID.ポロGTI」を世界初公開すると発表しました。

新型ID.ポロは、2023年3月に世界初公開した「ID.2all(ID.ツーオール)」の量産車バージョンです。
VWは次世代の電気自動車(EV)戦略において、これまでガソリン車やディーゼル車で親しまれてきたモデル名を「ID.」シリーズに引き継ぐ新たな方針を発表しました。その第一弾として、コンセプトカー「ID. 2all(アイディ. ツーオール)」を量産化し、2026年から「ID. Poloポロ」の名称で市場に投入する計画です。
「Polo」は1975年に誕生し、半世紀にわたり世界的に愛されてきたベストセラーモデル。新戦略の象徴として、その名を冠したEVが投入されることになります。
フォルクスワーゲンのトーマス・シェーファー ブランドCEOは、「VWのモデル名は、優れた品質や普遍的なデザイン、すべての人のためのテクノロジーを象徴してきました。これらの名称を未来のクルマにも引き継ぐことは当然の選択です。ID.ポロはその始まりにすぎません」語りました。
新戦略の下では、今後登場するEVにも「ゴルフ」「パサート」「ティグアン」といった歴史ある名称が使われる可能性があります。
一方で、従来のガソリン・ディーゼル車については、これまで通りの名称で販売を続ける方針です。フォルクスワーゲンは「電動モデルと内燃機関モデルを並行展開することで、お客様がブランドの全ラインアップを直感的に理解できるようになる」と説明しています。
EVの「ID.」シリーズは2018年に始まり、最初の量産モデル「ID. 3(アイディ. スリー)」を皮切りに「ID. 4」「ID. 5」「ID. Buzz」「ID. 7」などが投入されてきました。
これらは従来、数字による区分で展開されてきましたが、今後は象徴的な名称を取り入れることで、より感情的な訴求力を持たせていく考えです。
販売・マーケティング担当のマーティン・サンダー取締役は、「ポロのような名前は信頼や歴史を体現しており、人々の生活の一部として記憶に残ってきました。私たちはこの感情的価値をEVにも引き継ぎ、革新的でありながら身近な存在としての電動モビリティを提供していきます」と語りました。
さらに、2026年には高性能モデル「ID.ポロGTI」の登場も予定されています。
VWを代表するスポーツグレード「GTI」を電動化し、運転の楽しさを継承する狙いです。シェーファーCEOは「EV時代においても走る楽しさを犠牲にしない」と強調しており、ブランドのスポーツイメージを維持する構えです。
新モデルのプロトタイプ「ID.ポロ」と「ID.ポロGTI」は、9月にミュンヘンで開催される「IAAモビリティ」で世界初公開されます。また、その前日には電動コンパクトSUVのコンセプトカー「ID. クロス・コンセプト」も発表予定です。量産型「ID. クロス」は、既存の「T-Cross」のEV版として、2026年末に市場投入される見通しです。
これらの新型EVは、手頃な価格帯での提供を目指しており、より多くの顧客に電動モビリティを広げる役割を担います。車内には柔らかな高品質素材を採用し、ステアリングホイールやインパネに物理ボタンを復活させるなど、ユーザーフィードバックを反映した操作系が導入される点も特徴です。
VWは欧州で「ID. 7」を中心にEV市場のシェアを拡大しており、今後は小型モデルやSUVを加えることでラインアップの充実を図ります。新しい命名戦略は、単なるブランド戦略にとどまらず、EV普及を加速させるための重要な施策と位置づけられます。
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