わずか20台しか作られなかった希少個体!? 1968年型のポルシェ「911R」がオークションで落札 ネットに集まる反響と現在の価値とは
今もなおエンスージアストやモータースポーツ ファンの中で有名なモデル
1968年型のポルシェ「911R」が、米国カリフォルニア州モントレーで開催されたRMサザビーズのオークションに出品され、落札されました。
この車両に対して、ネットではさまざまな反響が飛び交っています。

今回の出品車、シャシナンバー「11899006R」は、1967年にフランス人レーシングドライバーによって新車で購入されました。
その後、さまざまなプライベーターの手に渡り、ラリーなどで活躍しました。クラッシュも経験し、エンジンやボディパネルも交換されました。
2015年にベルギーの販売&修理店経営者が手に入れ、レストアを施し、ポルシェの専門家であるプレスコット・ケリーの仲介により、アメリカの個人コレクションに売却されました。
インテリアは、シール製のシートにハーフロールケージ、最大限の軽量化のために穴を開けた木製フットレストが装備され、ルーフ内張りはありません。
ダッシュボードには10000rpmスケールのタコメーター、キロメートル表示のスピードメーター、グラスファイバー裏地のダッシュボードカバーとニーパッドが備え付けられています。
さらに、レザー巻きステアリングホイールと2つのホイヤー「モンテカルロ」ストップウオッチがインテリアを彩っています。
現状では、エンジンは911T用の2リッターエンジンが搭載され、デュアルポイント点火システムやボッシュ製ブルーコイル、46mmウェーバー製キャブレターなどを装着しています。
交換されたギアボックスは、LSDを備えた後期型のものと推定されており、フックス製ホイールにエイボン製ラジアルタイヤを履いています。
レザーストラップのウィンドウプルやレザードアリミッティングストラップなど、随所に軽量化への配慮が見られます。
911Rは、「カレラRS」、「GT3」など、この後に続くさまざまな911の公道走行可能な軽量レーシングカーの基礎を築きました。
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そんな1968年製ポルシェ「911R」について、ネット上ではさまざまな反響が見て取れます。
「911Rが好き、派手さがない分、独特の凄味を感じる」、「ポルシェが“走り”に賭けた情熱の原点」、「このポチッとしたテールランプがたまらない」、「一度でいいから乗ってみたい」といったポジティブな意見が多くあり、沢山の人が興味を持っているようです。
この1968年製ポルシェ 911R、最終的には110万5000ドル(日本円で約1億6280万円)で落札されました。
わずか20台しか作られなかった911Rは、ポルシェのモータースポーツに対するエンジニアリング精神を限界まで押し上げた傑作といえるでしょう。
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