スーパーカーブーム時代の少年はみな憧れた! 47年前のフェラーリ「512BB」がオークションに登場 意外や“お買い得かも!?” の理由とは
適度に使われてきた512BB
2025年10月11日にスイスのチューリッヒで開催される、RMサザビーズのオークションに1978年型のフェラーリ 512BBが出品されます。
どんなクルマなのでしょうか。

1971年のトリノ モーターショーでフェラーリは365GT4/4BBを発表し、スーパーカー界の頂点に返り咲きました。
それまでのフェラーリの象徴だったV型12気筒エンジンのフロント搭載から、水平対向12気筒エンジンのミッドマウントを採用 しました。
独特のウエッジシェイプデザインは、その後数十年にわたりフェラーリのデザイン言語の代名詞となりました。
365GT4/BBは、1976年に512BBへとアップデートされます。
その印象的なスタイリングはほぼ継承されましたが、より洗練され、性能もアップされました。
512BBは、その素晴らしいデザインにクラス最高のハンドリングが与えられ、自然吸気式のフラット12エンジンは355馬力を発生しました。
512という車名は「5リッターの12気筒エンジン」を意味しますが、これは1970年代に活躍した同社のレーシングカーをオマージュしています。
その名が示すように、5リッター(正確には4943cc)の12気筒エンジンは圧縮比を高め、4基のウエーバー製トリプルチョーク キャブレターを装着していました。
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今回の出品車は、1978年6月に完成しました。
ボディカラーはロッソ キアーロと呼ばれる鮮やかな赤、インテリアはベージュのコノリーレザー製です。
左ハンドルで、スイスに新車で納車された約100台のうちの1台です。
1982年までワンオーナーが、その後もスイス人のオーナーに渡り、1999年6月にジュネーブのオークションに出品されました。
そのときのオドメーターは約5万6000kmを表示していました。
2015年にテーラード フォー スピード コレクションが取得し、2021年にベルト交換などの整備が行われたとき、オドメーターは5万8635kmを表示していました。
今回のカタログ作成時点での走行距離は、5万8793kmです。
512BBの進化版である512BBi(インジェクション仕様)のホイールを装着し、ジャッキ、スペースセーバータイヤ、工具キット、取扱説明書なども付属しています。
F1マシン由来の水平対向12気筒エンジンを搭載し、その後のフェラーリの設計思想に数十年も影響を与えた象徴的なウエッジシェイプ スタイルの512BB。
今もなお、1970年代後半のスーパーカー ブームを代表する心躍る1台として、このクルマはその輝きを余すことなく示しています。
この1978年型フェラーリ「512BB」、オークションでの落札価格は、15万スイスフラン〜20万スイスフラン(1スイスフラン=約186円として、約2790万円〜約3720万円)と予想されています。
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