フェラーリ創立70周年を記念した特別な「青いフェラーリ」がオークションに登場 走行距離3000キロの「F12ベルリネッタ」とは
ミッレミリア優勝車をオマージュしたカラーリング
2025年10月11日にスイスのチューリッヒで開催されるRMサザビーズのオークションに、2017年型のフェラーリ F12ベルリネッタ「70th アニバーサリー」が出品されます。
どんなクルマなのでしょうか。

2017年に創立70周年を迎えたフェラーリは、テーラーメードプログラムを通じて、70種類のヘリテージカラーを特別仕様として発表しました。
同社の当時のラインナップである「カリフォルニアT」、「488GTB」、「488スパイダー」、「GTC4ルッソ」、そしてフラッグシップとなる「F12ベルリネッタ」の5モデルの各1台に、それぞれ70種類の異なるカラーリングを施し、選ばれた顧客向けに限定350台の記念モデルを提供しました。
今回の出品車のカラーリングは、この70周年記念の2番目の色になります。
それは「典型的なジェントルマン ドライバーのフェラーリ」と呼ばれた、1950年のミッレミリアで大勝利を収めたクルマをオマージュしています。
ジャンニーニ・マルゾット伯爵が駆る、トゥーリング製ボディのフェラーリ 166MMベルリネッタは195Sエンジン仕様にアップグレードされていました。
彼は、この淡い青色のフェラーリを最後尾からスタートさせながら、1950年のミッレミリアで初勝利を飾ったのです。
この「空飛ぶ伯爵」にインスパイアされたF12ベルリネッタ「70th アニバーサリー」は、ブレッツェブルー メタリックと呼ばれる特別色で仕上げられました。
アルジェント(イタリア語でシルバーの意味)ニュルブルクリンクという色の20インチ鍛造スピードライン ホイールと、クロームメッキのフロントグリルが優雅に調和していました。
フロントフェンダーにはスクーデリアのエンブレム、カーボンファイバー製のサイドシル、イエロー塗装のブレーキキャリパー、そしてリアホイールの前に付けられた70周年記念バッジが、外観の特徴でした。
インテリアでは、デイトナ スタイルのパワーシートとダッシュボートに黒と淡いベージュのレザーを組み合わせ、アルミ製のパーツのブレッツェブルー メタリックに塗られていました。
シートのヘッドレストには「跳ね馬」が刺繍され、ヘッドライナーとパーセルシェルフは黒のレザー調でした。
さらに、フェラーリ独自のディスプレイ、アップル カープレイ、サスペンションのリフトシステム、駐車用カメラ、ハイパワーのJBL HI-FIオーディオシステムなどの快適装備も充実していました。
フェラーリ・クラシケのテクニカルシート(特別仕様車用証明書)によれば、このクルマは2017年4月にスイスで納車されました。
新車時から「テーラード for スピードコレクション」の1台としてワンオーナーが大切に扱ってきました。
今回のオークション用カタログ作成時、オドメーターはわずか2935kmしか表示しておらず、フェラーリの公式書類と取扱説明書も付属しています。
世界で1台の美しいカラーリングで仕上げられた、F12ベルリネッタ 70thアニバーサリーは、フェラーリのコレクターを間違いなく魅了するでしょう。
この2017年型のフェラーリ F12ベルリネッタ 70th アニバーサリー、オークションでの落札価格は、16万スイスフラン〜20万スイスフラン(1スイスフラン=約186円として、約2976万円〜約3720万円)と予想されています。
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