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落札予想は4億円オーバー!? フェラーリのスーパーカーといえばコレだよね 走行距離1万キロの極上「F40」がオークションに登場 どんなクルマ?

人気の高い「ノンキャタ/ノンアジャスト」

 2025年10月11日にスイスのチューリッヒで開催される、RMサザビーズのオークションに1989年型のフェラーリ「F40」が出品されます。

 程度はかなり良さそうな個体ですが、どのようなクルマなのでしょうか。

オークションに出品予定の1989年式フェラーリ「F40」Nail Fraser(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品予定の1989年式フェラーリ「F40」Nail Fraser(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 フェラーリのF40は、オークションにもよく出品されるので、クルマ好きなら知らない人はいないでしょう。

 フェラーリ社の創立40周年を記念して作られ、また総帥エンツォ・フェラーリが最後にプロデュースした市販フェラーリ車として知られています。

 いままでに生産されたフェラーリ車の中でも、特別な1台といえるでしょう。

 カーボンファイバーとケブラー製のボディパネルに、478馬力と425ポンドフィート(約576Nm)を発生する2.9リッターのV8ツインターボを搭載し、0‐100km/h加速は4.1秒、最高速度は324km/hを達成しました。

 これは、ポルシェ「959」やランボルギーニ「カウンタック」を上回るハイパフォーマンスでした。

 現在の豪華なハイパーカーとは異なり、インテリアはレースカーに近いシンプルなもので、車両重量も抑えられていました。

 1987年のフランクフルト モーターショーで発表されたF40は、当初400台の生産予定でしたが、オーダーが殺到し、けっきょく1315台が生産されました。

 ヨーロッパでのみ販売された初期モデルは、触媒コンバーターや車高調整サスペンションが装着されておらず、現在はこちらのほうが人気を集めています。

※ ※ ※ 

 今回出品されたF40は、3人のスイス人オーナーが、いずれも短い所有歴で控えめに使用していました。

 しかも、中期生産モデルで触媒も車高調整もない「ノンキャタ/ノンアジャスト」シャシ仕様なのです。

 このシャシナンバー「83845」のF40は1989年12月に完成しました。

 ボディカラーはロッソ コルサ(レーシングレッド)、インテリアは最小限のトリムで、シートは赤い布張りです。

 オリジナルの保証書に記載されているとおり、1990年1月にジュネーブ近郊の正規代理店からエフレーティコンに住む初代オーナーに納車されました。

 納車以来、定期的にメンテナンスを受けており、1997年9月には1万km点検を受けています。

 そのときのオドメーターは1万830kmを表示していました。

 その後、ビール在住の医師に売却され、彼は2020年10月まで所有し、スイスのディーラーに売却しました。

 そのころ、両方の燃料タンクが交換され、2022年2月にはフェラーリ・クラシケの認証を受け、エンジン/ギアボックス/ボディがすべてオリジナルであることが確認されています。

 2024年に「テーラード for スピードコレクション」が取得し、整備されています。

 現在の走行距離は、1万1882kmです。

 フェラーリ・クラシケのレッドブック(公式鑑定書)や保証書、取扱説明書は専用のスケドーニ製の茶色い革のケースに収められ、純正工具キットも完備しています。

 触媒コンバーターや車高調整サスペンションは非装着で、初期仕様の純粋な魅力を放っています。

 内外装は美しい状態に保たれており、フェラーリやスーパーカーのコレクターにとっては垂涎の1台となるでしょう。

 この1989年型のフェラーリ F40、オークションでの落札価格は、220万スイスフラン〜240万スイスフラン(1スイスフラン=約187円として、約4億1140万円〜約4億4880万円!)と予想されています。

Gallery 【画像】四半世紀前のビッカビカなフェラーリ「F40」を写真で見る(25枚)
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