走行距離は7000キロ以下! 極上の「青いNSX」が米国オークションで落札 タルガトップも希少な20年前の「最終型アキュラ」の現在の価値とは
4800万円超えのNSXの正体とは!?
一方、近年では「NSX-R」以外のベースモデルも相場が高騰しているようです。
そうした例のひとつが、2025年9月に海外のオークションで落札された2005年式の個体です。

「ロングビーチブルー・パール」と呼ばれる鮮やかな青のエクステリアカラーが印象的なこの個体は、NSXのなかでも特に希少なタルガトップモデルである「NSX-T」です。
北米仕様であるためアキュラのエンブレムが備わっているものの、最大280psを発揮する3.2リッターのV型6気筒エンジンに6速MTが組み合わされている点など、基本的なスペックは日本国内仕様と大きく変わりません。
足回りは、ブリヂストン製タイヤを装着した17インチ鍛造アルミホイール、前後スタビライザー付きの4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンション、そしてゴールド仕上げのNSXロゴ入りキャリパーを備えたブレーキという組み合わせです。
「オニキス(ブラック)」のレザーの電動パワーシートが目を引くインテリアは、Bose製のオーディオや6連CDチェンジャー付きカセットステレオなどが当時のようすを色濃く伝えています。
さらに、ステンレススチール製のドアシルプレートには、この個体のシリアルナンバーが刻印されています。
内外装ともに新車同様のコンディションが維持されているこの個体は、2005年にアメリカ・ニューヨーク州のディーラーで販売された後、現在にいたるまでワンオーナーであったといいます。
また、その間の走行距離はわずか4300マイル(約6900km)にすぎません。
くわえて、定期的なメンテナンスがおこなわれていることもあり、そのコンディションは文字どおり新車同様であると言えそうです。
※ ※ ※
この個体は、最終的に32万5000ドル(約4900万円)で落札されています。
日本国内における「NSX-T」の新車価格は960万7000円であったことを考えると、その価値はおよそ5倍に高騰していることになります。
ただ、インターネット上では「(32万5000ドルの)価値は十分にある」「記録的な数字だ」「このクルマが当然の敬意を払われているのを見るのはうれしい」といった言葉が並んでいるなど、多くのユーザーがその価格を妥当と判断していることがうかがえます。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
海と向き合い、自らを再起動する――プロセーラーが語る、シチズン「プロマスター」で“限界を超える”意味とは【PR】