すべてが新しくなった日産 新型「リーフ」のディテールは? 3代目へ進化した元祖“量産EV”は最長700kmも走れる! 大胆なルックスと上質な内装も注目です
WLTCモードで最長702kmの航続距離を実現
新型「リーフ」は、BEVならではの爽快なドライビングフィールを実現すべく追求された、走りへのこだわりも見逃せません。日本のユーザーニーズや道路環境に合わせ、快適なドライブと高い安心感を提供する技術や機能を多数搭載しています。

新開発のパワートレインは、モーター、インバーター、減速機といった主要なコンポーネントを一体化した3-in-1構造を採用し、従来モデル比でユニット容量を10%削減。最高出力は218ps、最大トルクは355Nmを発生します。
また、ローターを複数に分割し、それらを斜めにズラして配置した分割スキューローターの採用や、ハウジングやモーターマウントブラケットの高剛性化などにより、モーターの振動を大幅に低減。よりなめらかで気持ちいい走りと、静粛性に優れた快適な室内空間を実現したといいます。
サスペンションは、リアにマルチリンク式を新採用(フロントはストラット式)。日本の道路環境に合わせた専用のチューニングを施すことで、街中から高速道路まで、あらゆるシーンにおいてフラットで快適な乗り心地を提供します。
シーンに合わせて加速感や減速量を変更できるドライブモードには、加速と減速力を好みによってカスタマイズできる「PERSONAL」モードを新設定。BEVならではのワンペダル感覚を楽しめる“e-Pedal Step”や、パドルで回生量を調整できる“回生ブレーキコントロールパドル”(「G」グレード)などにより、BEVならではの爽快な走りを楽しめるようにしています。
新型「リーフ」はBEVだからこそ気になる航続距離と充電性能もハイレベル。実際の使用環境において実用的な航続距離と、さまざまな環境下でも安定した充電性能を実現しています。
今回発表された「B7」は78kWhのバッテリーを搭載。空力性能を追求したボディ設計と相まって、カタログ記載のWLTCモードで最長702kmの航続距離を実現しています。
また、最大150kWの急速充電にも対応。150kWの急速充電機を使えば、35分間で充電量を10%から80%までリカバリーできるといいます。
さらに新型「リーフ」は、クルマ全体の冷熱システムを一括制御するエネルギーマネジメントシステムを新採用。エアコン、バッテリー、モーター、車載充電器の冷熱システムを統合することで、クルマの中で発生する熱を最大限有効活用します。
加えて、ナビシステムと連動した“ナビリンクバッテリーコンディショニング”も採用。これにより、走行ルートに応じてバッテリーの昇温や冷却を自動で制御し、エネルギー消費を最適化するとともに充電速度の向上に貢献します。

もちろん新型「リーフ」は最新鋭の車種だけあって、先進運転支援機能も充実。“360°セーフティアシスト”の搭載でドライバーの安全を全方位からサポートし、長距離ドライブ時の負担を軽減してくれます。
自動車専用道路でのハンズオフドライブ=手放し運転を可能とし、長距離移動時の疲労を低減する“プロパイロット 2.0”をオプション設定するほか、スムーズな駐車を支援する“プロパイロットパーキング”、後方視界を確保する“インテリジェントルームミラー”も用意。
さらに、加減速を繰り返すシーンでも車間距離を一定に保ち、先行車両に合わせて減速して停止までサポートする“インテリジェント ディスタンスコントロール”も搭載するなど、先進の機能が充実しています。
新型「リーフ」は、イマドキのBEVでは一般的になりつつある給電機能も一歩進んだものに。大容量バッテリーを活用し、ユーザーのライフスタイルをサポートします。
標準装備となる“AC外部給電コネクター”を充電ポートに接続するだけで、ドアロックした状態でも1500Wの電力を利用可能。また、オプションで室内と荷室に100VのAC電源を装備すれば、こちらもトータルで最大1500Wの電力を使用できるなど、アウトドアアクティビティや災害時の非常用電源としても重宝します。
もちろん“V2H(Vehicle to Home)”機能も従来モデルから継続採用。自宅などにV2Hシステムを設置すれば、車両のバッテリーから自宅等に電力を供給できます。
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新型「リーフ」の「B7」は、10月17日から注文受付を開始。2026年1月よりデリバリーが始まる予定です。気になる価格(消費税込)はベーシックグレードの「B7 X」が518万8700円、上級グレードの「B7 G」が599万9400円となっています。
なお新型「リーフ」は、バッテリー容量55kWhの「B5」も設定予定。よりアフォーダブルなプライス設定が期待できるこちらは、2026年2月ごろに発表される見込みです。
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