すべてが新しくなった日産 新型「リーフ」のディテールは? 3代目へ進化した元祖“量産EV”は最長700kmも走れる! 大胆なルックスと上質な内装も注目です
世界初の量産BEVとして誕生した「リーフ」が3代目へと進化
日産自動車は2025年10月8日、3代目「リーフ」の日本仕様のうち、大容量バッテリーを搭載する「B7」を発表しました。

日産「リーフ」は、世界初の量産BEV(電気自動車)として2010年12月に誕生。2017年9月に登場した2代目とともに、先駆けとしてBEV普及の重要な役割を担ってきました。
去る6月にグローバル発表された新型「リーフ」は、次世代のクロスオーバーBEVとして全面刷新されたモデルです。2010年の初代誕生から15年の間、日産が積み重ねてきた知見と経験を最大限にフィードバック。乗る人すべてが気持ちよくドライブでき、誰もが安心して乗れるクルマとなるよう、BEVに関する性能を大幅にブラッシュアップしています。
新型「リーフ」はひと目見て、その進化がうかがえます。シルエットは従来のハッチバックからクロスオーバースタイルへと一変。空力性能に有効なファストバックフォルムを採用しています。
ボディサイズは、全長4360mm、全幅1810mm、全高1550〜1565mm。従来モデルは全長4480mm、全幅1790mm、全高1540〜1560mmでしたから、新型は120mm長くて20mmワイド、そして最大5mm背が高くなっています。
もうひとつ変化を感じさせるのは、短くなったフロントのオーバーハングと延長されたリアまわりでしょう。これにより、全長を短縮しながら室内長は従来モデルに匹敵する数値をキープ。また荷室も、必要にして十分以上のスペースを確保しています。
加えて新型は、タイヤの直径を従来の640mmから690mmへと拡大。その結果、クロスオーバーモデルらしいたくましさを演出する一方、最小回転半径の小径化も実現しています。
そんなエクステリアは、空力を考慮したデザインのホイールや電動格納式のアウトサイドドアハンドル、さらに、フラットなフロア下など、徹底的に空力性能をブラッシュアップ。同クラスのモデルとしてはトップレベルとなる空気抵抗係数(Cd値)0.26を実現しています。
フロントは、6つの丸みを帯びた長方形で構成されたシグネチャーランプと、一文字のセンターLEDアクセントランプ(「G」グレード)によって、ひと目で新型「リーフ」だと分かるデザインに。
また「G」グレードは、リアに“II三”=ニッサンパターンをあしらった3Dホログラム仕様のLEDリアコンビネーションランプを採用するなど、ディテールでも先進感を演出しています。

インテリアは、ひとクラス大きいクロスオーバーBEVである「アリア」と同じ“CMF-EV”プラットフォームを採用したことで、フラットなフロアと開放感のある足元空間、さらに使い勝手のいいラゲッジスペースを確保しています。
インパネは、横方向にワイドに広がるフローティングデザインを採用し、落ち着いたミニマルな雰囲気を演出。また、日産車として初採用となる遮熱機能つき“調光パノラミックガラスルーフ”をオプション設定し、開放感あふれる空間としています。
このガラスルーフは、電子調光技術によってボタンひとつでガラスの透明度を変えられるだけでなく、遮熱機能を持たせることで年間を通じて快適な室内空間を実現。これにより、ドライバーはもちろんのこと、後席の乗員にも開放感と快適さを提供します。
また上級の「G」グレードは、10スピーカーの“Boseパーソナルプラスサウンドシステムも搭載。より豊かな移動空間を演出してくれます。
ユーティリティもなかなかの出来栄えで、特にラゲッジスペースは後席の背もたれを倒すことなく2セットのゴルフバッグを横向きに積載可能。オプションのフレキシブルラゲッジボードを使えば、積載する荷物に合わせて荷室をアレンジすることができます。
そんな新型「リーフ」のコックピットには、先進感あふれる12.3インチの大型デュアルディスプレイや、Google搭載の“NissanConnectインフォテインメントシステム”を装備。「Googleマップ」や「Googleアシスタント」など、「Google Play」からダウンロードしたアプリを利用できます。
なかでも「Googleマップ」は、Googleアカウントを同期することで充電スポットを予測したルート検索がおこなえるほか、お気に入りの場所や保存したルートなどをスムーズに表示。また、“NissanConnect サービスアプリ”機能のひとつである「ドアtoドアナビ」により、充電残量を考慮して必要な充電を加味したルート案内をおこないます。
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