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ターコイズグリーンのボディが目に眩しい! 52年前の「軽量版BMW」がオークションに登場 姿カタチも美しいクーペ「3.0CSL」とは

ターコイズグリーンの3.0CSLは10台未満!?

 ドイツのミュンヘンで開催されるRMサザビーズのオークションに、1973年型のBMW「3.0CSL」が出品されます。

 どんなクルマなのでしょうか。

オークションに出品される1973年式BMW「3.0CSL」Maximilian Vogl(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品される1973年式BMW「3.0CSL」Maximilian Vogl(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 1971年、BMWはアルピナにE9型クーペ「3.0 CS」のライトウエイトバージョン開発を委託しました。

 これは、ツーリングカー選手権用車両としてのホモロゲーション取得を目指すためでした。

 E9型は、のちの6シリーズ クーペのルーツにあたるモデルです。

 アルミ合金製のボディパネルやプレキシグラス(アクリル)の採用、そして断熱材の除去などにより、約200kgの軽量化を実現しました。

 この成果を反映し、車両は「クーペ シュポルト ライヒト」、英語風にいえば「クーペ スポーツ ライト」と命名され、その頭文字からCSLと呼ばれました。

 1972年モデルでは、ボッシュ製の燃料噴射装置を装着して200馬力を発生する直列6気筒エンジンを搭載しました。

※ ※ ※ 

 今回の出品車である3.0CSLは、1972年12月に製造され、翌1973年2月に納車されました。

 ボディカラーは美しいスペシャルペイントのターコイズグリーンで仕上げられ、「シティパッケージ」を装着していました。

 このターコイズグリーンにペイントされた3.0CSLは、10台未満といわれています。

 シティパッケージでは、パワーステアリングとパワーウインドーを装着し、また断熱性能も向上されています。

 このクルマはBMWのディーラーでレーシングドライバーだったベップ・マイヤー氏に新車で納車されました。

 その後、1980年代にはBMWのチューニング ワークショップが所有していました。

 詳細な所有歴が記載されており、今回の出品者が取得する前にエンジンのオーバーホールが施されたことが記録されています。

 2016年にフルレストアを依頼し、クルマを工場出荷時の正しいカラーリングに戻しました。

 添付されたBMWグループ クラシック証明書によると、この3.0CSLはエンジンとシャシなどがオリジナルの、マッチングナンバーを保持しています。

 外観では、当時の仕様に準じたフロントスポイラーとアルピナ製のアルミホイールを装着し、スポイラー付きのスチール製スペア トランクリッドも付属しています。

 1970年代のBMW公認スペシャルモデルで、ドイツで納車され、しかもマッチングナンバーの希少モデル。

 この1973年型のBMW 3.0CSL、オークションでの落札価格は18万ユーロ〜22万ユーロ(1ユーロ=約178円として、約3200万円〜約3920万円)と予想されています。

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