いまやその価値7億円超え!? 約30年前の“スゴいフェラーリ”がオークションに登場 ビッカビカの赤い「F50」とは
135番目に製造された、フェラーリ・クラシケ認証のF50
2025年10月18日にドイツ・ミュンヘンで開催されるRMサザビーズのオークションに、1996年型のフェラーリ「F50」が出品されます。
どんなクルマなのでしょうか。

1995年、フェラーリの創立50周年を記念して「F50」が発表されました。
ちなみに、「F40」が発表されたのは1987年でしたが、これはフェラーリという名がついたクルマが世に出てから40周年を記念したモデルでした。
F50は官能的なスタイリングにモータースポーツ由来のパワートレーンを搭載し、スーパーカーの新たな基準を打ち立てました。
軽量のカーボンファイバー、ケブラー、ノーメックスハニカムを採用したボディに、F1やプロトタイプスポーツカーレースで培われた4.7リッターのV12エンジンを搭載しました。
0‐100km/h加速は3.87秒、最高速度は325km/hというパワースペックは、当時としては驚異的な数値でした。
最終的な生産台数はわずか349台で、その台数も希少性を高めました。
「F40」や「エンツォフェラーリ」よりノスタルジックなプロポーションに、取り外し可能なトップも採用して、スタイリングと性能の両面でファンを満足させ、今もなお史上もっとも賞賛されるフェラーリの1台となっています。
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今回の出品車、シャシナンバー「04983」は135番目に製造されたF50といわれています。
1996年5月にイタリア本国で新車納車され、ボディカラーは特徴的なロッソ コルサ(レーシングレッド)、インテリアは黒に赤いシート インサートを組み合わせています。
このF50はトリノ近隣のモンドヴィに住むオーナーが初代で、1997年6月にモデナで開催されたフェラーリ創立50周年記念イベントに参加しています。
初代オーナーは20年以上このF50を所有していましたが、その後、現在のオーナーに引き継がれました。
2018年7月、このF50はフェラーリ・クラシケの「レッドブック」認証を受け、エンジンやギアボックスなどがオリジナルであることが証明されました。
それまでも定期的なメンテナンスが実施され、2023年10月には電装系やトップ固定具、各種シールなど、数多くの軽微な整備を受けています。
このF50は、これまでの素性が詳細に記録され、取扱説明書や車検証、および整備請求書など、さまざまな書類も揃っています。
さらに、前後のボディパネルには工場出荷時の生産ステッカーが貼られたままで、取り外したトップの専用ケースも付属しています。
フェラーリ・クラシケ認証を取得して、初代オーナーが永きに渡って所有して美しく維持したF50。
21世紀のパフォーマンスカー コレクションやスーパーカーのイベントには欠かせない1台となるでしょう。
この1996年型のフェラーリ F50、オークションでの落札価格は400万ユーロ〜450万ユーロ(1ユーロ=約176円として、約7億400万円〜約7億9200万円!)と予想されています。
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