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15台しか作られなかった超希少な「白いテスタロッサ」がオークションに登場 およそ40年前の“第2次スーパーカーブームの立役者” 人気の「片ミラー」仕様の価値とは

白いテスタロッサ「モノスペッキオ」は、わずか15台!

 2025年10月にドイツのミュンヘンで開催されるRMサザビーズのオークションに、1986年型のフェラーリ「テスタロッサ」モノスペッキオが出品されます。

  どんなクルマなのでしょうか。

オークションに出品される1986年式フェラーリ「テスタロッサ」Jani Tlja(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品される1986年式フェラーリ「テスタロッサ」Jani Tlja(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 1980年代後半の第2次スーパーカーブームの立役者となった1台が、1984年に登場したフェラーリ テスタロッサでした。

 テスタロッサとはイタリア語で「赤い頭」の意味で、その名が示すように4.9リッターの180度V12エンジンのシリンダーヘッドは赤く塗装されていました。

 テスタロッサは1992年までに7177台が生産されましたが、中でももっとも人気を博したモデルのひとつが「モノスペッキオ」でした。

 モノスペッキオ(Monospecchio)とはイタリア語で「シングルミラー」のことで、テスタロッサの初期モデルで採用された、運転席側のAピラーの高い位置にだけアウターミラーが装着されたモデルです。

 これは後方視界の改善を目的とした革新的なデザインだったのですが、今では1980年代のカースタイリングを象徴する大胆なデザインとして称賛されています。

※ ※ ※  

 しかも、ビアンコ(白)で塗装されたテスタロッサ「モノスペッキオ」は、わずか15台しか生産されず、今回の出品車はそのうちの1台です。

 2024年10月にフェラーリ・クラシケ認証を受けており、「レッドブック(認証書)」によると1986年6月にカラブリア州コゼンツァに住む初代オーナーに納車されました。

 希少な白いボディカラーに、インテリアは黒いレザーとカーペットで引き締められています。

「レッドブック」によると、このテスタロッサはエンジンやギアボックスがオリジナルのマッチングナンバーであることが確認されています。

 オリジナルの保証書やサービスブックレットも付属しており、それによると2022年3月にフィンランドのフェラーリ専門ショップでエンジンをおろすなどの大がかりな整備を行い、2万3200ユーロ(当時のレートで約290万円)かかっています。

 作業内容には、クラッチ、燃料噴射装置、コールドスタートバルブ、エンジンガスケットの交換、スロットルボディや電気系統の調整などが含まれています。

 今回のカタログ製作時点でのオドメーターは、5万5318kmを表示しています。

 この15台しか生産されなかった、ビアンコ(白)で仕上げられた1986年型のフェラーリ テスタロッサ「モノスペッキオ」、オークションでの落札価格は、30万ユーロ〜40万ユーロ(1ユーロ=約176円として、約5280万円〜約7040万円)と予想されています。

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