オフロードテイスト濃密なミドルクラスのアドベンチャーバイクBMW「F900GS」の魅力とは? 悪条件ほど本領を発揮する優れた走行性能の持ち主です
オフロード志向の強い足回りと車体による走り味とは
アドベンチャーバイク・カテゴリーで多くのライダーから支持を集めているのが、BMWの「GS」シリーズです。

アドベンチャーバイクは長距離ツーリングを快適にこなせるとして、昨今、人気の高いカテゴリー。路面コンディションを問わず走破できる足回りと、高速クルージングに対応した大きめのスクリーンなどを装備しているのが特徴です。
BMWの「GS」シリーズは、そんなアドベンチャーバイク・カテゴリーに「R13000GS」から「G310GS」まで、幅広い排気量のモデルとラインナップしていますが、今回はその中からミドルクラスの「F900GS」に試乗しました。
BMWというと“ボクサー”と呼ばれる水平対向エンジンをイメージする人が多いでしょうが、「F900GS」は894ccの並列2気筒エンジンを搭載しています。
これは「F800GS」と基本設計が同じパワーユニットですが、最高出力は105psと「F900GS」の方が高くなっています。
足回りも「F900GS」はかなりオフロード志向が強い設計。21インチのフロントホイールはオフロードバイクと同一のサイズで、リアには17インチを採用。ただし、今回の試乗車には、オフロード向けのタイヤが装着されていました。
フロントフォークは、「F800GS」の正立式に対し、「F900GS」はショーワ製の倒立式を採用。230mmのストロークを確保しているほか、減衰力の調整も備えているので、荒れた未舗装路はもちろん、ちょっとしたジャンプもこなしてしまうようなスペックです。
リアサスペンションはフルアジャスタブル仕様で、ストローク量は215mmを確保。減衰力の調整も簡単におこなえるようになっています。
車体のつくりもオフロード向けの仕様。容量14.5リットルの燃料タンクは、金属製から約62%も軽量化された樹脂製です。ほかにも樹脂製パーツを多用したり、リアセクションをスリム化したりすることで、重量は224kgに抑えられています。
この燃料タンクは形状もスリムで、スタンディングの乗車姿勢を取りやすいフォルム。シートもスレンダーなデザインで、前後の着座位置変更がしやすいフラットな形状となっています。
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