やっぱ「ビーチカー」は青い海が似合うよね! オークションで発見した名車“2CV”ベースの「丸洗いできるシトロエン」とは
いまから47年前のレジャーカー
2025年11月に米国ラスベガスで開催されるRMサザビーズ主催のオークションに、1978年式シトロエン「メハリ」が出品される予定です。
どんなクルマなのでしょうか。

シトロエン・メアリは、その名の由来となった砂漠を駆けるメアリ種のラクダのように、軽快でたくましい個性を持つ1台です。
第2次世界大戦後のフランスの自動車デザインの中でも、ひときわ独創的で魅力的な存在として知られています。
名車「2CV」のシャシを基盤に開発されたこのモデルは、シトロエンが誇るシンプルなメカニズムに、新しい素材と造形の発想を組み合わせたものでした。
ボディにはABS樹脂製パネルを採用し、錆びにくく軽量で、ビーチや田舎道を走った後でもホースで丸洗いできる実用性と遊び心を兼ね備えています。
搭載される602cc空冷2気筒エンジンは控えめな性能ながら信頼性に優れ、柔らかなサスペンションと軽い車体によって悪路でも驚くほど軽快に走行します。
1979年には四輪駆動仕様も登場し、走破性が一段と向上しました。ドアやフロントウインドシールドは取り外し可能で、キャンバス製ルーフを外せば一瞬でオープンスタイルに変身。農村の移動車としても、地中海沿岸のレジャーカーとしても活躍しました。
1987年まで生産されたメアリは、性能よりも自由と遊び心を大切にする人々に愛され、今も「陽気で無垢な時代の象徴」として語り継がれています。
今回出品される個体は、フランス・リヴィエラに拠点を置く名門「2CVメアリ・クラブ・カシス」でレストアされたもので、温かみのあるベージュ・ホッガールのボディカラーと、ストライプ柄のタオル地シート、木製パネルが地中海の風を感じさせます。
明るく自由で、どこまでもフランスらしいメアリは、クラシックカーコレクションに加えるにも、夏の海岸沿いをのんびり走る相棒としても、理想的な一台です。
この1978年式シトロエン「メハリ」、落札予想価格は4万ドルから6万ドル(1米ドル=154円換算で日本円で約618万円から927万円)とされています。
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