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スーパーカー世代には“永遠の憧れ”だよね 37年前の「赤いカウンタック」をオークションで発見 走行距離1万キロ以下 日本でも走っていた「25周年記念モデル」とは

極上の最終モデル 1億円超えなるか?

 2025年12月にUAE(アラブ首長国連邦)アブダビで開催されるRMサザビーズ主催のオークションで、1988年式ランボルギーニ「カウンタック25thアニバーサリー」が出品される予定です。

 どんなクルマなのでしょうか。

オークションに出品予定の1988年式ランボルギーニ「カウンタック25thアニバーサリー」Sami Sassso(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品予定の1988年式ランボルギーニ「カウンタック25thアニバーサリー」Sami Sassso(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 1988年、アウトモビリ・ランボルギーニ創立25周年を記念して、社内デザイナーのオラチオ・パガーニ氏がカウンタックを再デザインし、「25thアニバーサリー・エディション」が誕生しました。

 フロントはノーズが高められ、新たなバンパーには当時流行していたストレーキが組み込まれてブレーキ冷却性能を高めています。

 リアまわりも刷新され、ラジエターのエアインテークにはボディ同色の縦スラットが加わりました。また外観だけでなく、1977年の世界ラリー選手権王者サンドロ・ムナーリ氏がシャシを徹底的にチューニングし、操縦性を大幅に向上させています。

 インテリアも改良され、パワーウインドウや遮音性の向上、電動リクライニング機構付きでより快適なシートが採用されました。

 この特別仕様車は1988年のモナコGPで発表され、かつてカウンタックがF1のセーフティカーを務めた地でのお披露目となりました。生産期間はわずか20か月で657台のみでしたが、17年にわたるカウンタックの系譜の中でももっとも扱いやすいモデルとして高く評価されています。

 一方で手が加えられなかった要素が5.2リッターV型12気筒エンジンです。LP5000クアトロバルボーレ由来のユニットで、約420馬力を5速ゲート式マニュアルで伝達し、最高速度は300km/hに迫りました。

 本車両の保証書によると、ドイツ・ボンで新車として納入され、1988年10月に最初のオーナーへ引き渡されています。初期走行は少なく、1990年時点で832km、1992年には984kmの記録が残っています。

 その後1999年から日本で登録され、約25年間にわたり東京郊外で保管され、2024年に輸出されました。

 現在はアラブ首長国連邦で登録され、ロッソの外装にブラック×クリームのツートーン内装、赤いパイピングという組み合わせで仕上げられています。OZレーシング製の分割鍛造ホイールとオプションの大型リアウイングを備え、カタログ記載時の走行距離は9826kmでした。

 ミウラが「初のスーパーカー」と称される一方で、ランボルギーニをフェラーリに並ぶ存在へ押し上げたのはカウンタックでした。その最も洗練された25thアニバーサリー・エディションの美しい一台として、本車両はどのコレクションにもふさわしい存在になるといえます。

 この1988年式ランボルギーニ「カウンタック25thアニバーサリー」、落札予想価格は55万ドルから75万ドル(1USドル=155円換算で、約8549万円から約1億1658万円)とされています。

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