まだ残ってたのか… 28年前の三菱「パジェロ エボリューション」がオークションで落札 限定生産された“ホモロゲーションスペシャル4×4”の現在の価値とは
男のロマンが詰まった1997年の“走る戦闘機”
イギリスの自動車オークションサイト・Collecting Carsに、1997年式の三菱「パジェロ エボリューション」が出品され、落札されました。
どんなクルマなのでしょうか。

三菱がパリ・ダカールラリー参戦のために開発したパジェロ エボリューションは、約2500台のみが生産された非常に希少なモデルです。
ラリーのホモロゲーションを目的としたため、外観・中身ともに通常のパジェロとは別物で、“公道を走れるラリー車”として現在も高い人気があります。
今回出品されたのは、その1997年式の初期型エボリューションです。ボディカラーはサテライトシルバーで、内装はブラック基調のスポーティなシートを備えています。ワイドフェンダー、エアインテーク付きボンネット、特徴的なリアスポイラーなど、専用デザインがこのクルマならではの存在感を発揮しています。
搭載されるエンジンは 3.5リッター V6(6G74 MIVEC)で、最高出力は自主規制上限の約280馬力を発揮します。
5速ATと前後トルセンLSD付き4WDを組み合わせ、街乗りから悪路まで幅広く対応できる性能を持っています。サスペンションも前後とも専用設計で、ラリーを背景にした高い走破性を実現しています。
この出品車は整備記録がしっかりしている点も魅力です。2025年6月に走行距離9万3370kmで、タイミングベルトや補機ベルト、オイル類、フロント上部ボールジョイント、冷却水などの交換が行われ、車検にあたるMOTも同時期に通過しています。実際の使用において安心できるコンディションが維持されていることがうかがえます。
パジェロ・エボリューションは、その希少性と背景から現在も人気が高まっています。1代限りで生産されたモデルのため現存数は年々減少しており、状態の良い個体はコレクターズアイテムとして価値が上昇し続けています。今回のように、整備履歴が明確で外装・機関ともに良好な車両は、今後さらに希少性が高まる可能性があります。
希少性、走行性能、そしてストーリー性を兼ね備えたこの三菱パジェロ エボリューション、最終的な落札価格は2万2500ポンド(日本円で約465万円)となりました。
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この三菱パジェロエボリューションは、2016年に英国に輸入された、限定生産の日本のホモロゲーションスペシャル4×4です。
ステーションガレージ三菱によって最近再委託されたこのクルマは、現代のクラシックカーの集まりに楽しい追加要素となり、道路上でもオフロードでも冒険のためのエキサイティングで多用途な仲間となるはずです。
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