まさに“息を呑む”美しさ… 人生で一度は見ておきたい「日本新三大夜景」が全国の夜景観光士によって選出 ネットでの反響とは
「日本新三大夜景」が選出 北九州市・横浜市・長崎市の特色とは
「日本新三大夜景」は、一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが2015年に創設した夜景ブランドです。
これは、全国の夜景観光士による投票をもとに、3年に一度、国内の夜景が特に美しいとされる都市を認定する制度となっています。
2024年の第4回選出では、北九州市、横浜市、長崎市の3都市が「日本新三大夜景都市」として認定されました。
ランキング1位に輝いたのは北九州市です。同市は、近年の工場夜景ブームの先駆けとして注目を集めた都市であり、さらに地形を活かした観光スポットが数多く存在しています。
皿倉山、高塔山公園、足立公園、門司港レトロ展望室といった夜景スポットに加え、戸畑祇園大山笠や小倉イルミネーションなど、夜間イベントの充実ぶりも際立っています。
2018年には、街のシンボルである若戸大橋のライトアップ整備が進められ、夜の風景にさらなる彩りが加わりました。
また、小倉城庭園では日本初となる常設型の日本庭園ライティングショーが導入されるなど、観光資源としての夜景の新たな可能性を切り開いています。
続くランキング2位は横浜市です。もともと港町として夜景の美しい都市として知られていましたが、今回の選出ではその歴史と現代的取り組みが高く評価されました。
横浜は1872年、馬車道や本町通りに日本初のガス灯が灯されたことで、早くから「光」と深く関わってきた街でもあります。

1986年には、夜景の魅力を市民や観光客に伝えるため「ライトアップヨコハマ」がスタート。以降、神奈川県庁、横浜税関、横浜市開港記念会館など、歴史的建造物のライトアップが進められ、夜景文化の土台が築かれてきました。
現在では、ランドマークタワーを中心に構成されるみなとみらい21地区や、大さん橋、汽車道からの眺めが都市夜景の象徴となっており、「夜にあらわれる光の横浜<ヨルノヨ>」「横浜ナイトフラワーズ」などのナイトイベントも人気を博しています。

そして、ランキング3位に選ばれたのは長崎市です。長崎港を山々が囲む地形によって、稲佐山や鍋冠山、風頭公園など、多方向から俯瞰的に夜景を鑑賞できることが特徴となっています。
特に稲佐山から眺める市街地のパノラマと女神大橋のライトアップは、地上に星が瞬くかのような独自の美しさを演出しています。
近年では、稲佐山と鍋冠山において、夜景の中に「星座」や「ハート」が浮かび上がる「夜景灯」の導入が話題を呼びました。
また、市内各地の約50か所で進められているライトアップ事業では、大浦天主堂や出島、眼鏡橋といった歴史的施設にも光が当てられ、長崎の文化と景観が融合した新たな夜の風景が形成されています。
さらに、約100万人が訪れる長崎ランタンフェスティバルや、国際観光客を意識した夜景パンフレットの整備など、地域全体で夜景観光に力を入れていることも高く評価されています。
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