令和のいま「憧れのスーパーカー」はいくらで買える? 走行距離は1万キロ以下 37年前の極上「赤いカウンタック」がオークションに登場 気になる落札価格は?
スーパーカーブームを牽引したモデルの最終進化版
2025年12月5日にUAE(アラブ首長国連邦)アブダビで開催されるRMサザビーズ主催のオークションで、1988年式ランボルギーニ「カウンタック25thアニバーサリー」が出品され、落札されました。
カウンタックは1974年に登場したスーパーカーです。
1988年、創立25周年を迎えたランボルギーニは、オラチオ・パガーニ氏の手によりカウンタックを大幅にリデザインした「25thアニバーサリー・エディション」を発表しました。
フロントノーズは高められ、新デザインのバンパーには当時流行したストレーキが組み込まれ、ブレーキ冷却性能が改善されています。リアも造形が見直され、ラジエター用エアインテークにボディ同色の縦スラットが追加されました。
走りの面では、1977年のWRC王者サンドロ・ムナーリ氏がシャシを徹底的に調整し、操縦性が大幅に向上。さらにパワーウインドウや静粛性の改善、電動リクライニング付きシートなど内装面でも快適性を強化しています。
1988年のモナコGPで公開され、生産は20か月間で657台のみ。長いカウンタックの系譜の中でも、最も扱いやすいモデルとして知られています。
一方、エンジンはLP5000クアトロバルボーレ由来の5.2リッターV12を継承し、約420馬力を5速マニュアルで伝達、最高速度は300km/h近くに達しました。
オークションに出品された個体ははドイツ・ボンで新車登録され、1988年10月に納車。低走行のまま1999年に日本へ渡り、約25年間東京都郊外で保管された後、2024年に輸出されました。

現在はアラブ首長国連邦で登録され、ロッソの外装、ブラック×クリームのツートーン内装、赤いパイピングという仕様。OZレーシング製ホイールと大型リアウイングを装備し、カタログ記載走行距離は9826kmです。
ミウラが“初のスーパーカー”と称される一方、ランボルギーニをフェラーリと肩を並べる存在に押し上げたのがカウンタックでした。
その最終進化形とも言える1988年式カウンタック25thアニバーサリー、最終的に57万8750ドル(1USドル=155円換算で、日本円で約8975万円)で落札されました。
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