VAGUE(ヴァーグ)

うわ、かわヨ! 約60年前の「ベスパ」サイドカー仕様をオークションで発見 アニメに登場しそうなイタリアの“おしゃれスクーター”とは

カラーコーディネートされたサイドカーも付属

 2026年1月に米国アリゾナ州フェニックスで開催されるRMサザビーズのオークションに、1966年型のピアッジオ「ベスパ150スーパー」サイドカー付きが出品される予定です。

 どんなスクーターなのでしょうか。

 イタリアのオートバイメーカーであるピアッジオは、第二次世界大戦終結後の不況期に、安価で耐久性のある交通手段を提供するため「ベスパ」と名づけたスクーターを開発しました。

 ピアッジオは戦時中に軍用機を製造しており、この「ベスパ」プロジェクトではモノコック構造を採用し、流線型のデザイン要素を取り入れました。

 典型的なイタリア流のセンスで、オシャレなスクーターを生み出しました。

 空力の良さそうなカウルの下に収められた単気筒エンジンがブーンと唸るので、イタリア語で「スズメバチ」を意味する「ベスパ(Vespa)」の由来になったと言われています。

 ベスパの基本設計はその後の数年間で改良され、1960年には「150スーパー」が導入されました。

オークションに出品予定の1966年式ピアッジオ「ベスパ150スーパー サイドカー」Patrick Ernzen(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品予定の1966年式ピアッジオ「ベスパ150スーパー サイドカー」Patrick Ernzen(c)2025 Courtesy of RM Sotheby's

 このモデルは排気量145.5ccの空冷2ストローク単気筒エンジンを搭載し、4速ギアボックスと組み合わされていました。

 最高出力は5馬力をわずかに超える程度でしたたが、都市の街中を移動するスクーターには十分で、より遠くへ出かけるのにも対応していました。

※ ※ ※ 

 ここで紹介するクラシックな150スーパーは、今日あらゆる年代のコレクターから熱心に求められているモデルです。

 キャンディレッドとホワイトの2トーン塗装は、このスクーターに当時の雰囲気を忠実に再現した控えめなカスタム感を添え、サイドカーも装着して魅力的な独自の個性を発揮しています。

 スクーターとサイドカーを合わせて3人乗ることができ、スペアタイヤも2本備えています。

 タイヤサイズは、当時のベスパ150スプリントと同じ大型10インチにアップされ、ツインサドル、フロントカウル後部のグローブボックス、フロントフェンダーとリアカウリングのクロームガードバーも装備しています。

 オリジナルでは145.5ccだったエンジン排気量は、レストアの過程で177ccにアップされたと伝えられています。

 オドメーターは70km未満を示しており、レストア後はわずかな距離しか走っていないようです。

 世界的に知られたベスパらしい、時代を超えたデザインに、カラーコーディネートされたサイドカー付きの150スーパーは、ガレージに迎え入れれば楽しくなることは間違いないでしょう。

 この1966年式のピアッジオ ベスパ150スーパー サイドカー付き、オークションでの落札価格は1万5000USドル〜2万USドル(1USドル=約155円として、約232万5000円〜約310万円)と予想されています。

Gallery 【写真】こりゃかわいいね! 1966年製のベスパ・サイドカー仕様を見る(25枚)
「2段あたため」レンジがすごすぎるっ!? 最新レンジを徹底紹介

VAGUEからのオススメ

ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】

ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】

RECOMMEND