扱いやすさと性能を兼ね備えた進化系“Rシリーズ” ヤマハの最新「スーパースポーツ」3選
最新スーパースポーツと、Rシリーズの頂点の2台
●「YZF-R9」
続いて紹介するYZF-R9は、2025年10月に登場した新世代スーパースポーツです。

888ccの水冷並列3気筒エンジン(CP3型)は、120psの最高出力と93Nmの最大トルクを発揮。トルク感のある力強い加速と、音にもこだわった官能的なエンジンサウンドが魅力です。
フレームはMT-09系のデルタボックス構造をベースに剛性バランスを最適化。KYB製サスペンションや6軸IMUによる電子制御システム(YRC)を搭載し、ストリートとサーキットの両立を実現しています。
また、車体重量は195kgで、シート高は830mm。さらに、5インチTFTディスプレイにはBluetooth接続機能やナビ連携なども備わっており、最新装備が満載のモデルとなっています。
なお、価格は149万6000円です。
●「YZF-R1」
そして、シリーズの頂点に立つYZF-R1は、2025年モデルとして3月に「R1M」、5月に「R1」がそれぞれ登場しました。

搭載されるのは997ccの水冷直列4気筒クロスプレーンエンジンで、最高出力200ps、最大トルク113Nmという圧倒的なスペックを誇ります。
MotoGPマシンYZR-M1のテクノロジーを色濃く受け継いだ設計がなされており、制御系はYRCによってトラクション、スライド、リフト、エンジンブレーキ、ブレーキコントロールなど細かく調整可能です。
R1Mではさらに、オーリンズ製の電子制御サスペンションやカーボン製カウル、マグネシウムホイールなどが装備され、サーキットでの本格走行に対応した仕上がりです。
なお、価格はR1が253万円、R1Mが328万9000円に設定されていますが、すでに受注は締め切られており、店頭在庫の販売のみとなっています。
※ ※ ※
今回紹介した3モデルはいずれも「YZF-R」シリーズの名にふさわしい走行性能を備えていますが、性能の高さだけでなく、走行シーンやライダーの技量に応じた“懐の深さ”が大きな魅力です。
YZF-R7は日常使いとスポーツ走行のバランスを取り、YZF-R9は電子制御とパワーを融合させた新世代モデル、そしてYZF-R1はレーシングテクノロジーの粋を集めたフラッグシップとして、それぞれの個性を確立しています。
今後もヤマハは、Rシリーズを通じて「操る楽しさ」と「速さ」の両立を追求し続けると考えられます。購入時は、価格帯や装備、用途に合わせて自分に合った1台を見極めることが重要です。
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