“スゴミ”デザインがカッコいい! 街乗りからスポーツまで幅広い走りを支える カワサキの万能「Z」シリーズ3選
Zシリーズのミドルクラスに位置する1台と、フラグシップモデルとなる1台
●カワサキ「Z650」
次に取り上げるのは、Zシリーズのミドルクラスに位置する「Z650」です。

Z650は、1970年代の名車「Z650ツイン」をルーツに持ちながら、現代的なエンジンとシャーシで再構成されたモデルです。
2017年にZシリーズに加わって以降、日常性能とスポーティな走行感覚のバランスの良さから、中級ライダーを中心に支持されています。
そのスタイリングはシリーズの中核として“スゴミ”の世界観を色濃く体現しており、跳ね上がったテールや凝縮感のあるボディワークがスポーティさを演出しています。
搭載されるのは、水冷4ストローク並列2気筒の649ccエンジンで、最大出力は68ps、最大トルクは63Nm。低中速域での厚いトルクにより、街中でも力強く走ることができ、鋭いスロットルレスポンスでスポーティな走行にも対応します。
また、フレームはわずか15kgの軽量トレリス構造で、車両重量は189kgに抑えられています。
そして、サスペンションには、ホリゾンタルバックリンク式のリアと41mm径のテレスコピック式フロントを採用し、安定性と操作性を高次元で両立。
装備される4.3インチのTFTカラー液晶メーターは高い視認性とスマートフォン連携機能を備え、利便性にも配慮されています。
なお、販売価格は103万4000円に設定されており、こちらも新車での購入が可能です。
●カワサキ「Z1100」
そして、最後に紹介するのは、Zシリーズのフラッグシップモデルとなる「Z1100」です。

Z1100は、かつての「Z1」(1972年)や「ZRX1200」の系譜を受け継ぎながら、現代的なスーパーネイキッドとして2025年に新たに登場した最上級モデルです。
“スゴミ”の集大成とも言える存在で、あふれる存在感と最新技術の融合によって、Zシリーズの頂点に君臨しています。
ボディデザインは“スゴミ”を極限まで体現し、フロントフェイスの迫力あるラインや、筋肉質なシュラウド、アンダーカウルの造形が視覚的にもその性能を主張しています。
Z1100は、1099ccの水冷並列4気筒エンジンを搭載し、出力は136ps、最大トルクは113Nmと、Zシリーズ最大排気量を誇ります。低中速域のトルクフルなパフォーマンスと鋭いレスポンスを両立し、スーパーネイキッドの頂点にふさわしい走りを実現しています。
フレームは高剛性のアルミツインチューブ構造。サスペンションにはショーワ製SFF-BP倒立フォークとホリゾンタルバックリンク式リアサスを採用し、旋回性能と直進安定性を両立しています。
くわえて、電子制御面では、KTRC、KIBS、KCMF、IMU、KQS(クイックシフター)、エレクトロニッククルーズコントロール、そしてスマートフォン連携機能を備えた5インチTFT液晶ディスプレイを標準装備。最新鋭のライダーサポート機能が網羅されています。
なお、販売価格については、標準モデルは158万4000円、上級装備を持つ「Z1100 SE」は176万円で、いずれも2026年2月より国内で販売開始される予定です。
※ ※ ※
Z250・Z650・Z1100はいずれも「Z」の名を冠しながら、排気量や装備の違いによって明確なキャラクターを持っています。
Z250はビギナー向けの軽快さと扱いやすさ、Z650は街乗りからスポーツまで幅広い走りを支えるバランス、Z1100はZシリーズの頂点としてのパフォーマンスと先進機能を備え、それぞれが“スゴミ”スタイルと走行性能を高次元で融合させています。
ストリートファイターとしての魅力を凝縮したこの3台は、日常を刺激的に彩りたいライダーにとって、有力な選択肢となる存在です。
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