得意なのは峠道だけじゃない! 街乗りだって走りやすい “中免”で乗れちゃうヤマハのスポーツバイク「YZF-R」シリーズ3選
続いては250ccと320ccの“兄弟”モデル
●ヤマハ「YZF-R25」
続いて紹介するのは、250ccクラスの定番モデルとして支持されているヤマハ「YZF-R25」です。

YZF-R25は、2014年の登場以来、日常での扱いやすさと走行性能のバランスを追求してきたモデルであり、2025年モデルでは最新の「R」デザインへと進化を遂げました。
YZF-R25も、現在新車での購入が可能となっています。
外観デザインは、新世代のRシリーズを象徴する「睨み目2眼」のポジションランプとM字インテークを採用しており、空力特性に配慮したカウル形状が特徴的です。
そして、エンジンは総排気量249ccの水冷4ストロークDOHC直列2気筒を搭載し、最高出力35ps、最大トルク23Nmというスペックを有しています。
高回転域まで淀みなく回る特性を持ちつつ、アルミ鍛造ピストンやDiASilシリンダーの採用により、高い放熱性と軽量化を両立しています。
また、機能面では新たにA&Sクラッチが採用されているほか、スマートフォンとの連携を可能にするCCU(コミュニケーション・コントロール・ユニット)を搭載しています。
これにより、メーターでの着信通知や、専用アプリでのライディングログ確認といった現代的な利便性が確保されています。
なお、価格は標準モデルが69万800円、限定仕様の「70th アニバーサリー エディション」が71万2800円です。
●ヤマハ「YZF-R3」
そして最後に紹介するのは、250ccの車体をベースに排気量を拡大し、よりゆとりある走行を可能にしたヤマハ「YZF-R3」です。

YZF-R3は、前述のYZF-R25と車体の大半を共有しながら、高速道路での巡航性能や追い越し加速の向上を図ったモデルとして展開されています。
YZF-R3も新車での購入が可能であり、2025年モデルで最新の仕様へと刷新されました。
外観デザインは、250ccモデルと同様に水平基調のシルエットを軸としており、インテグレート・ウイングレットやテールウイングといった空力デバイスを効果的に配置しています。
そして、エンジンは総排気量320ccの水冷4ストロークDOHC直列2気筒エンジンを搭載しており、最高出力42ps、最大トルク30Nmを発生します。
低中回転域での余裕あるトルク感により、ツーリング時の疲労軽減や峠道での力強い立ち上がりを実現しています。
また、機能面および電子制御では、37mm径の倒立式フロントフォークを装備し、高い剛性と路面追従性を確保しています。
くわえて、YZF-R25と同様にCCUによるスマートフォン連携機能や、USBタイプAの電源ソケットを標準で備えるなど、実用的な装備も充実しています。
足まわりには、フロントにラジアルタイヤを装着することで、よりスポーツ走行に適した接地感を追求しています。
なお、価格は標準モデルが72万6000円、限定仕様の「70th アニバーサリー エディション」が74万8000円です。
※ ※ ※
ヤマハの「YZF-R」シリーズは、免許区分や用途に合わせて最適な排気量を選択できる充実したラインナップとなっています。
125ccから320ccまで、共通の設計思想にもとづいた高い走行性能と利便性の両立が図られている点が大きな特徴です。
環境規制への適応やデジタル機能の拡充により今後どのように展開されていくのか、その動向にも注目が集まりそうです。
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