VAGUE(ヴァーグ)

見た目はレトロなのに走りは最新! “中免”で手軽に乗れちゃう いま話題の「スクランブラー」3選

続いてはイギリスとスウェーデンの2台

●トライアンフ「スクランブラー400X」

 次に紹介するのは、イギリスのブランドであるトライアンフが展開する「スクランブラー400X」です。

トライアンフ「スクランブラー400X」
トライアンフ「スクランブラー400X」

 スクランブラー400Xは、トライアンフの伝統的なスクランブラーシリーズに新設された普通二輪免許対応モデルであり、2024年より日本国内での販売が開始されました。

 このモデルは、上位機種である「スクランブラー900」や「スクランブラー1200」の意匠を色濃く反映しており、こちらも2026年3月現在新車で購入することが可能です。

 外観デザインは、丸型のLEDヘッドライトに保護用のグリルを装着し、リブ付きのベンチシートやハンドガードを備えるなど、本格的なオフロード走行を意識した佇まいが特徴です。

 そして、搭載されるエンジンは、新設計の排気量398.15cc水冷単気筒DOHC4バルブで、最高出力40ps、最大トルク37.5Nmを発生します。

 このパワーユニットは、フィンガーフォロワー・バルブトレーンやDLCコーティングといった最新技術を採用しており、高回転までスムーズに回る現代的なエンジン特性を有しています。

 また、機能面では、ライドバイワイヤ(電子制御スロットル)を採用しており、状況に応じて切り替えが可能なトラクションコントロールやABSを装備しています。

 とくにABSはオフロード走行時に介入をキャンセルできる設定となっており、未舗装路でのコントロール性を重視するライダーの要求に応える設計です。

 車体重量は179kgで、フロントには19インチの大型ホイールを採用しており、シート高は835mmと目線の高いライディングポジションを提供します。

 なお、価格は、82万9000円に設定されています。

●ハスクバーナ「スヴァルトピレン401」

 最後に紹介するのは、ハスクバーナ「スヴァルトピレン401」です。

ハスクバーナ「スヴァルトピレン401」
ハスクバーナ「スヴァルトピレン401」

 スヴァルトピレン401は、スウェーデンにルーツを持つハスクバーナによる独創的なネイキッドモデルであり、2024年にフルモデルチェンジを受けた最新世代が投入されました。

 名称はスウェーデン語で「黒い矢」を意味しており、こちらのモデルも新車購入が可能な現行モデルです。

 外観デザインは、ダークなボディカラーを基調としながら、タンクからシートへと続く直線的なラインとブロックタイヤを組み合わせた、既存のカテゴリーに属さない独自のデザイン言語で構成されています。

 そして、エンジンは、排気量を従来の373ccから398.6ccへと拡大した新世代の水冷単気筒ユニットを採用し、最高出力45ps、最大トルク39Nmを発生します。

 従来モデルよりもパワーとトルクが強化されたことで、軽量な車体を活かした加速性能が向上しています。

 また、電子制御については、コーナリングABSやトラクションコントロール、さらにはクラッチ操作なしでシフトチェンジが可能なクイックシフターを標準装備するなど、クラスを超えた充実度となっています。

 くわえて、5インチのフルカラー液晶メーターやライドモードの切り替えといった利便性の高い機能が集約されています。

 車体重量は燃料を除いた状態で159kgと非常に軽量であり、シート高は820mm、サスペンションストロークは前後ともに150mmを確保しています。

 なお、価格は、84万7000円です。

※ ※ ※

 普通二輪免許で運転できるスクランブラーモデルは、日常の足としての実用性と休日の遊び道具としての趣味性を両立したカテゴリーとして定着しています。

 各メーカーが独自の歴史的背景や最新技術を投入しており、選択肢はさらに広がりを見せています。

 今後も環境性能への対応や電子制御の高度化が進むなかで、このクラスのモデルがどのような進化を遂げていくのか注目が集まりそうです。

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東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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