VAGUE(ヴァーグ)

スコップ片手に温泉を引き当てろ! 掘ったら湧き出てくるってホント!? 自然と一体になれて“マイ露天風呂”が楽しめる「温泉」3選

湖畔の砂浜から秘境の河原まで、自ら掘って湯に浸かるセルフ露天風呂

 日本全国に有名な温泉地は数多く存在しますが、なかでも砂浜や河原を掘ることで温泉が湧き出すスポットは、自然との一体感を直接的に味わえる貴重な場所です。

 今回は、地面を掘ることで自分好みの湯船を作ることができ、かつ豊かな自然景観を楽しめる温泉を3か所取り上げます。

●北海道「屈斜路湖」

 まず紹介するのは、北海道の弟子屈町にある「屈斜路湖」の砂湯です。

 日本最大のカルデラ湖として知られる屈斜路湖の東側に位置するこの場所は、砂浜を掘ると即座に温泉が湧き出すという全国的にも珍しい特徴を持っています。

屈斜路湖の「砂湯」
屈斜路湖の「砂湯」

 砂浜の地下には温泉熱が通っており、場所によっては50度近い高温の湯が湧出するため、掘り方次第で理想の温度の露天風呂を作成することが可能です。

 手で浅く掘るだけでも足湯を楽しむことはできますが、全身が浸かれるほどの大きな湯船を作る場合は、隣接するレストハウスでスコップを借りるのが一般的です。

 泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉で、目の前に広がるコバルトブルーの湖面を眺めながら入浴できる開放感が最大の特徴となっています。

 また、冬場は温泉熱の影響で湖面の一部が凍らないため、シベリアから飛来した数多くのオオハクチョウが暖を求めて集まる光景を間近で観察することも可能です。

 なお、周辺にはキャンプ場も整備されており、24時間体制で砂遊びと温泉入浴を同時に楽しめる環境が整っています。

●和歌山県「川湯温泉」

 続いて紹介するのは、和歌山県田辺市にある「川湯温泉」です。

 熊野川の支流である大塔川の川原に位置するこの温泉地は、文字通り「川からお湯が湧く」ことで広く知られています。

和歌山県「川湯温泉」
和歌山県「川湯温泉」

 川底からは70度以上の源泉が絶えず湧き出しており、これに流れる川の水を混ぜ合わせることで、ちょうど良い湯加減の露天風呂を自作することが可能です。

 とくに夏季は川遊びの合間に水着のまま入浴するスタイルが定着しており、スコップを持参して自分だけのプライベートな湯船を作る人々の姿が多く見られます。

 また、冬季の12月から2月にかけては、川の一部をせき止めて作られる巨大な露天風呂「仙人風呂」が登場するのも川湯温泉の風物詩です。

 この期間は個人で掘るスペースは制限されますが、周囲をよしずで囲った幻想的な雰囲気のなか、1000人が一度に入浴できるといわれる広大な湯船を堪能できます。
 
 泉質はアルカリ性単純温泉であり、神経痛や糖尿病、胃腸病に対する効能が期待されていることも、多くの湯治客を惹きつける要因のひとつとなっています。

 なお、川原の温泉だけでなく、近隣には昔ながらの情緒を漂わせる公衆浴場や旅館も立ち並んでおり、滞在の目的に応じて温泉を楽しむことが可能です。

Next最後は長野県・秋山郷の最深部に位置する温泉
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