ベントレー新型「フライングスパー」世界初公開 W12に代わりV8ツインターボ+ハイブリッドを採用 トータル782馬力はフライングスパー史上最強
0-100km/h加速3.5秒は従来型「スピード」を上回る
英ベントレーは2026年6月2日、新型「フライングスパー」を発表しました。
ラグジュアリーサルーンとしての快適性とクラフトマンシップを維持しながら、スーパーカー級のパフォーマンスを実現した新世代モデルであり、同社は「世界初の4ドアスーパーカー」を目指して開発したと説明しています。
新型フライングスパー最大のトピックは、新開発の「ウルトラ・パフォーマンス・ハイブリッド」パワートレインの搭載です。
従来の6リッターW12エンジンに代わり、4リッターV8ツインターボエンジンと高性能電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用しました。

システム最高出力は782ps、最大トルクは1000Nmに達し、これまでのフライングスパー史上で最も強力なパワーを発揮します。
V8エンジン単体でも600ps以上を発生し、さらに190psの電気モーターが加わることで圧倒的な動力性能を実現。0-100km/h加速はわずか3.5秒となり、先代のW12搭載フライングスパー スピードを上回る俊足ぶりを誇ります。
一方で、環境性能も大幅に向上しています。搭載される25.9kWhバッテリーにより、EVモードでは最大76kmの走行が可能です。
日常的な市街地走行であれば、EV走行のみでエンジンを始動させることなく移動できる場面も少なくありません。さらに満タン・満充電時の総航続距離は最大829kmに達し、長距離ツアラーとしての資質も高められています。
ドライバーは用途に応じて複数の走行モードを選択できます。EV走行を優先するモードや、バッテリー残量を維持するモード、ハイブリッドシステムが最適制御を行うモードなどが用意されており、高性能と効率性を状況に応じて使い分けることが可能です。
シャシ性能も大幅に進化しました。
新型フライングスパーには四輪操舵システムを標準装備。低速域では後輪が前輪と逆方向に切れることで取り回し性を向上させ、高速域では同方向に操舵することで優れた直進安定性を実現しています。
また、電子制御式アクティブアンチロールシステム「ベントレー・ダイナミック・ライド」や電子制御LSDを採用し、大型ラグジュアリーサルーンとは思えない俊敏なハンドリング性能を実現しました。

エクステリアは従来モデルの優雅なプロポーションを継承しながら、細部に最新デザインを採用しています。
グロスブラック仕上げのマトリクスグリルや新デザインのフロントバンパー、リアディフューザーなどによってスポーティさを強調。22インチホイールやダークティントのディテールも設定され、高性能モデルにふさわしい存在感を演出しています。
インテリアはベントレーらしい職人技が随所に盛り込まれています。英国クルー工場のクラフトマンによって仕上げられるキャビンには、ダイヤモンドキルト加工を施したレザーシートや立体感のある3Dダイヤモンドレザーを採用。天然木や金属加飾と組み合わせることで、伝統的な高級感と現代的なデザインを融合させています。
また、全席にウェルネスシートを設定し、乗員の体温や姿勢に応じてシートヒーターやベンチレーションを自動制御する機能を搭載。長距離移動時の疲労軽減にも配慮されています。さらに空気清浄システムや最新世代のインフォテインメントシステムを採用し、スマートフォンアプリとの連携機能も強化されました。
ベントレーによると、新型フライングスパーは性能、快適性、環境性能のすべてにおいて従来モデルを大きく上回るモデルとして開発されたといいます。伝
統的なクラフトマンシップと最先端の電動化技術を融合したこの新型モデルは、ラグジュアリー4ドアセグメントにおける新たなベンチマークとして注目を集めそうです。
新型フライングスパーは2026年第4四半期までにほとんどの世界市場で納車される予定です。
VAGUEからのオススメ
ポータブル電源が都心で過ごす夜を変える──Jackeryがかなえる“オフグリッド”なスポーツ観戦【PR】